山脇オサムです。
コピーしたフレーズを実践で使えるように、僕がやってる練習方法をご紹介します。いろんなフレーズがあるんですけど今回はわかりやすくブルースフレーズで!
まずコピーしたい曲を選びます。有名曲でもYouTubeに上がってるセッション動画でもなんでもOKです。
一通り聞いてコピーしたいフレーズを3つ選びます。(3つ以上は一気に覚えられない!)
ここにポイントがあって、長いフレーズではなく1小節くらいの短いフレーズを選びます。
4小節とかの長いフレーズでももちろん応用できるんですけど、短いフレーズの方がちょっとしたタイミングでパッと使えるし、すでに持ってる手グセフレーズとの融合が簡単なんですよね。小回りが効くというか。
で、そのフレーズのキーとスケールを理解します。
ここが分かるとめちゃくちゃ強いんですよね。
フレーズって、「ポジション」という1つの面だけだとなかなか覚えられないんですけど、スケールが分かるとルートとか3度と言った「音名」という面でも見ることができるので覚えやすくなるんです。
最初は難しいかもしれないんですけど、ブルースだとマイナーペンタが多いのでやりやすいと思います。
で、そのフレーズに名前を付けます。
名前と言っても覚えやすいようにイメージを植え付けるだけなのでなんだって良いです。
僕は、いつも使ってるポジションのちょい手前を使ったフレーズなら「0.8ポジ」とか、苦手な指使いのフレーズなら「ちょいムズなヤーツ」とか付けてます。音名から覚える時は「エロ♭5」とか。
色で覚えるのもアリですよね。もしくは人の名前とか。「このフレーズ妙に弾きにくいから空気の読めないアイツだな」とか。
そしてその名前をノートに書いたりパソコンに書きます。要は弾いてる時に見て思い出すためです。
ここまできたらあとはコピーしたフレーズと同じキーのブルーストラックを流して弾くだけです。
僕はアドリブ7割、コピーしたフレーズ3割くらいのバランスで弾き込んでいきます。
このバランスでやるとコピーしたフレーズを自分の陣地に引き入れることが出来るんですよね。自分のフレーズとして弾ける、というか。これが実践に繋がっていくんです。
最初はすぐ忘れるので、さっき書いた名前を見ながら思い出して弾いていきます。慣れたらフレーズのリズムを変えていきます。
僕はこの方法をよくやってるんですけど、1時間弾くと結構自由に弾けるようになるのでオススメです。
ただ、この1時間だけじゃ次の日には忘れてます。実際のステージで使うにはこれを毎日やらないとダメです。当たり前ですけど練習あるのみ!ですね。