こんにちは、シンガーAMBIです。
日本人はホントにカラオケ大好きですよね。
80年代初期に100円で1曲とか、スナックなどで歌える娯楽として普及しました。
なので60代70代の方って歌が上手い人が本当に多いんですよね。
スナックで人前で歌うのが当たり前の時代だったので、自然と 「聴かせる」ことを重視して歌ってるんです。
「ここでこの曲はどうかな?」「盛り上がってるから、これかな」とかそんな選び方だったり。
歌謡曲の時代の歌手って本当に素晴らしいです。
作詞家と作曲家と歌手と、その道のプロフェッショナルが作ればそりゃ良い楽曲が出来ますよね^_^
作詞家目線で売れた歌を見てみると、サビの一言目の母音が「あ」がかなりの割合で多いんですよ。
売れた曲のサビを聴いてみてください。
「あかさたなはまやらわ」から始まる曲が多い!面白いですねー。
やっぱり力強くて響きやすいし、なにより歌いやすい。
作詞家さんはその辺をめちゃくちゃ考えて作詞します。そしてそれがプロの仕事なんですね。
なおかつ意味も素敵じゃないと採用されません 。涙
ほんと難しい仕事です。
逆に、言いにくい言葉や発音しにくい言葉がサビの一言目にくる場合もあります。
それはすばり!!
シンガーソングライター作った曲です。
言いにくい言葉?そんなのおかまいなしでメッセージが伝わる言葉を使っているからですね。
そんなの目線で色々な曲を聴き直してみてください。かなり発見があって楽しいですよ。
発音に関してもう少し。
私の曲でもサビで「今夜は楽しもう」と歌う曲がありますが、一言目は「こんや」です。
どちらかと言うと 言いにくい言葉です、これ。
「こん」を大きな声で発音するのって難しくないですか?口の形が 「こ」→「お」→「ん」→「閉じちゃってる」んですよねぇ。汗
閉じる発音をどうやって大きな声で歌うの?って思いません?
「ん」「む」「わ」(まだまだありますが)などの発音を意識すると 一気に玄人ぽくなるんですょ!
これらはやはり口周りの筋肉の問題なんです。
広角をグッと上げると笑顔もよくなるし滑舌もよくなり、歌声も変わります。
この辺りはボーカルのレシピのどの筋トレ編で詳しく話してますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!