山脇オサムです。
ある程度フレーズやバッキングが弾けるようになってきた時にぜひやって欲しいのが「録音して自分の演奏を客観的に聞いてみる」ということです。
客観的に聞くとたくさん発見があるんです。
初めて自分の声を聞いた時の、
「俺こんな声なの?なんかヤダ!」
という衝撃を思い出すハズです。
客観的に聞いて一番驚くのは恐らくリズムだと思います。
自分ではノリノリで弾いてたのに冷静に聞いてみるとリズムがよれちゃってるとか、凹むくらいハッキリと分かります。
僕も先日、
「あれ?ここはもう少しバウンスに弾いてたと思うんだけどな~」
というところがありました。
かなり跳ねて弾いてたつもりなのに客観的に聞いてみると案外イーブン寄りだったとか。
小学校の頃に好きだった女の子に同窓会で会ったときに「思い出を返してくれ…」って言ってしまいそうになるあの感じです。(思い出は美化される)
でもこれがとても重要だと思うんです。
“間違いに気が付く”というのが。
気が付いたら直せますし、似たフレーズすべてに応用が効きますし。
どんな世界でも同じですよね。
気がついたところを何回も練習すると自分の中での“加減”が身に付くと思うんですけど、この感覚もかなり大事です。
数字的なものではなくて、
「自分の場合はもう少し後ろ寄りで弾いてちょうどいい」
という自分だけの感覚です。
「自分はドラムよりベースを聞いたほうがノリを合わせやすい」
とか。
自分ルールを見つけるイメージです。
そういう練習をした後ってステージで弾いてても、
(このフレーズは思った以上にバウンス寄りで弾いてちょうど良くなるんだよな)
とすごく冷静に自分を見つめながら演奏できます。
ぜひスマホなどで録画して客観的に聞いてみて下さい!
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「UnderStand?/白帯編」
■「UnderStand?/白帯編」のデモ演奏