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キーが変わった時の対処法

山脇オサムです。

ポジションマークに引っ張られる

Keyが変わるとアドリブができなくなる人は多いと思うんですけど、ちょっとした事で意外と弾けるようになります。

そのポイントは「指板を見ずに弾く」ということです。

見ないで弾くのは難しいでしょ!と思うかもしれないんですけどこれが重要です。

指板には3f5f12fとかにポジションマークがありますよね。

ポジションを間違えないようにと設置された親切マーク。

なんですけど悲しいかなそのポジションマークに意識が引っ張られてしまうんです。

そんな意識がなかったとしても、実は無意識にあのポジションマークを意識して弾いてるんですね。(結構あるある)

だからKey=Aの曲を「B♭でアドリブやって下さい」と言われると急にできなくなったりするんです。

KeyがAからB♭になったとしてもスケールの形は同じなので全体のポジションを半音上げればいいだけなんですけど、急に弾けなくなるのはやっぱり視覚的な問題なんですよね。

味はめちゃくちゃ美味しいコーヒーでも色がピンクだったら絶対味の感覚は落ちると思いますし。

そうなったら目を閉じて飲むしかないっていう。それと同じです。

 

耳の感覚も研ぎ澄まされる

だからKeyの変更で同じフレーズをそのままずらす時は、「あえて指板を見ない」というのも1つのやり方なんですよね。

フレーズを弾く時の指の形をしっかり覚えておいてそれをイメージしながら目を閉じて弾く

なんなら眉間にしわを寄せながら弾いてみて下さい。それだけで上手く見えます。(ここ大事)

こうすることでポジションマークに引っ張られてしまうのをかなり抑えられると思います。

「見ないで弾く」というのは上級者にしかできないと思われがちですけど、訓練すればレベルに関係なくある程度はできるようになると思います。

ちなみに目を閉じると耳の感覚が研ぎ澄まされてくるので、普段は聞こえない色んなものに気が付きます

これも知っておくと非常に便利な技なのでぜひギターの引き出しにしまっておいて下さい。

■Key=B♭の曲はこちら※画像をクリック

「Fall Jazz Blues」

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