山脇オサムです。
セッションでよくある「コール&レスポンス」のコツをご紹介します!
コール&レスポンスとは、相手が弾いたフレーズに対して自分も何かを弾いて応える、という遊びなんですけど「何を返すのか?」というのが1つの腕の見せ所です。
シャレの効いたフレーズやテクニカルなフレーズ、思わず笑ってしまう一発芸フレーズなど、いろいろあるんですけど、まずは相手のフレーズに似せて弾くやり方がオススメです。
オススメというかコール&レスポンスの基本ですよね。
要するに「相手のフレーズを一瞬で耳コピする」ということです。
一瞬で耳コピと聞くと「絶対できない!」と思うかもしれませんけど、実はそんなことはありません。と言うのも、全部をコピーするんじゃなくてリズムだけをコピーすればある程度形になるからです。
メロディラインが違ってもリズムが合ってれば雰囲気的にすごーく寄ってくるんですね。これがポイントです。
まずはリズムをしっかり捉えます。完コピの必要はなくて、要所要所で大丈夫です。
3連とか16分とかシンコペーションとか。そのポイントを捉えて再現していきます。
あ、休符も忘れてはいけませんよ!休符って「お休み」ではなくて「休符を演奏する」ということなのです。(ここ大事)
リズムが寄ってくるとバンドとしての呼吸が合ってくるので、グルーヴィでいい感じのコール&レスポンスが出来るようになるんです。
メロディラインは本当に「ある程度」でいいと思います。同じ曲でやるわけなのでスケールも同じですよね。
同じスケールを使ってるとメロディラインも自然と寄ってくるんです。なのでメロディラインに関してはそこまで意識しなくても大丈夫です。
メロディラインよりも効果的なのはテクニックを寄せていくやり方です。
相手がチョーキングをしていたら自分もチョーキングを入れる。トリルを入れたら自分も入れる。和音が入ったら自分も入れる。
こんな感じでテクニックをコピーするんですね。
チョーキングするポジションが違っても雰囲気はかなり似てくるので、十分コール&レスポンスが可能です。
1.リズムを真似する
2.テクニックを真似する
ぜひチャレンジしてみて下さい!