山脇オサムです。
ギターのコードって押さえられないし指板のポジションも分からないしってソロに比べたら重要視されない傾向があるんですけど、それはめちゃくちゃナンセンスです。
ギターは和音の楽器なので役割的にはコード弾きが圧倒的に多いですよね。
歌モノの楽曲を弾く時もその8割はコードを使ったバッキングです。
その8割がしっかり弾けないのはホントにもったいないんです。
「ネタにはうるさいけどシャリは握れないんだよね」っていう寿司職人みたいなものです。
見た目はまぁまぁハンサムなのにのどのホクロからピロ~ンって毛が生えてる人みたいなものです。(あ、それ俺だ)
そんなコードの実践的な使い方としてオススメなのがトップノートで使い分けるやり方です。
トップノートというのはコードの一番高い音です。
コードの一番高い音はそのコードを象徴する音なので大事なんですよね。
基本的なコードって1度3度5度というコードトーンでできているのでトップノートを1度3度5度のどれにするか?という目線で使い分けるととても実践的なコード選びができると思います。
ちなみにトップノートは1弦じゃなきゃいけないってことはないです。2~4弦しか使ってなかったら2弦の音がトップノートになります。
例えば1弦にトップノート入れると仮定すると、、、。
1度をトップノートに持ってくるとかなり座りの良いサウンド(曲にハマる音)になるので曲を締める一番最後のコードなんかでよく使います。
シェイプは6弦ルートEシェイプです。
3度はそのコードのメジャー・マイナーを決定付けるドラマチックな音なので曲の雰囲気をハッキリ出したい時に使ったりします。とても立体的なイメージ。
シェイプは5弦ルートCシェイプです。
5度はコードの性質にそこまで影響がない音です。なのでコードの雰囲気と言うよりはそのシェイプで弾きやすいちょっとしたオブリガードを入れたい時に選んでます。
シェイプは5弦ルートAシェイプです。
ちなみに5弦ルートAシェイプのサウンドのイメージは四角です。
ちょっと個人的なイメージの話をしてしまって申し訳ないんですけど、「一番高い音をどれにするのか?」という目線で選ぶと曲の角が取れてどんどん自然な球体になっていくのでオススメです。(結局これもイメージ笑)