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ブルースとジャズブルースの違いはコレ

山脇オサムです。

コードを細分化している

ブルースとジャズブルースってどっちもブルース?でも雰囲気ぜんぜん違くない?

確かにフレーズもスケールもリズムも雰囲気も違います。

中でも一番違うのはコード進行です。

ブルースの3コードを細分化したのがジャズブルースです。

例えば曲の出だし。Key=Aのブルースでは、

|A7|D7|A7|A7|D7〜

なんですが、ジャズブルースでは

|A7|D7|A7|Em A7|D7〜

となります。

例えばブルースの5小節目からだと、

|D7|D7|A7|A7|E7〜

なんですが、ジャズブルースでは

|D7|D#dim|A7|F#7|Bm7〜

となります。

こうやってコードを細分化することで使えるスケールが増えるんですね。

特にオルタード、ディミニッシュなど少し不安定でスリリングなスケール(ジャジィなやつ!)が使えるようになるんです。

実は不協和音が入ったコード

なぜそんなスケールが使えるのかと言うと、細分化されたコード進行に不安定なコードがたくさん出てくるからです。

それが色付きのコード。

ドミナント7thと言って、実はコードの中にビミョーな不協和音が入ってます。

あえて不安定にさせるコードなんですね。

ここで不安を煽ってスリリングにして、ジラしてジラして次のコードでスタッ!と無事に着地する。

「一時はどうなることかと思ったぜ!」感を楽しんでるコードなんですね。

サウナで耐えて耐えて「もう限界だぁ〜!」からの水風呂ザッパーンに似てます。

すでに熱いサウナ(ドミナント7th)でさらにロウリュ(スリリングなスケール)をやったりする感じですね。

その結果、ブルースとは違ったジャジィな雰囲気になるという事です。

色付きのコード以外にも実は「ここをドミナント7thと考えると…」という感じでもっとたくさん遊ぶこともできます。

コードを見極めるといろんなことが見えてくる。

それが非常に分かりやすいのがジャズブルースの面白いところです!

ジャズブルースを徹底解説したレッスン曲

このようなジャズブルースを解説したのが「Fall Jazz Blues」です。(講師:山脇オサム)

コード進行の謎解きはもちろん、スリリングなフレーズ解説、音を絞ったジャジィなバッキングテクニックなど、ジャズブルースについて分かりやすく解説しています。

初めてジャズにチャレンジするギタリストにオススメです!

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ユーザーレビュー

「確実な上達が実感できる」
Amazonで購入
最初全く弾ける気がしない難易度。それが、解説を見ながら1小節ずつ進めていくと、なんとなく弾け始める。この変化に自分でびっくりです。最終的には、なんらかのスキル(私の場合はピッキングの気づきが多いです)が身について確実な上達が実感できます。

「寝る前に聞きたくなる」
豊村孝信さん
ジャズなんて敷居が高くて無理、 なんて思ってましたが心地よいフレーズにハマってしまいました。トーンをグット絞ってまったりと。寝る前に必ず弾きたくなる素敵な曲です。

「これでジャズにハマった」
南松尊博さん
私はコレでジャズにはまりました、ロックやってきたけど、ジャズに少し興味あるけど何からやったら良いかわからない、そんな人にはもってこいだと思います。ジャズのノリを出すのは簡単ではないですが、弾いていてその気になれるとっても良い曲です。ジャズシリーズの続編も出たらいいなと期待してます。

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