札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先日、前々から決まっていた大事な予があったのですが、よりによって運転中に突然のオーバーヒート表示。なんとかその日の予定は終えることができましたが、そのままディーラーへ。
不具合部分のパーツを取り寄せとのことで、現在も入院中。トホホ。
さて、今回もお問い合わせシリーズです。楽器店時代からも多くいただいてきたモノです。
Q : 日本製の楽器と海外製の楽器の違いはなんですか?
A : 音の派手さ、じゃないでしょうか。
楽器の中だけで考えると疑問に思ってしまいますが、違うモノで考えるとどうでしょう。
たとえば身近なところだと車。日本車とアメ車。
時代を遡っていくとわかりやすいのですが、、、
・作りが丁寧でしっかりしているトラブルの少ない日本車
・大雑把な作りだけど派手な装飾のアメ車
同じ車なので「走る」という行為は同じですが、乗り心地はもちろん、気分のノリ心地も違うものですよね。
カーズで言うとラモーンですよ。インパラ。
日本製はおさまりがいい点(悪い意味ではない)はメリットですが、海外製のような音の派手さはない、そんな印象があります。
海外製は大雑把な作りですが、楽器的にはそこがいい方向に働いているんじゃないかと思っています。聞き慣れた音っていうのも大きいかもしれません。
当然、好みは分かれるところですが「違いは?」と問われるとそういう部分です。
丁寧な行儀良さ、ぶっとんだワイルドさ、両立しない違いがあると考えております。
話は変わりますが、超かっこいい刺繍をやっている知り合いがいて「その糸ってどこ製なんですか?」って聞いた時、「海外製。日本と発色が全然違うんだよねー」と言っておりました。
モノは違えどやっぱそうなんだなーと思ったわけです。
結局なんの話じゃいってなりそうなアレですが、私のところでボード製作時に使っているハンダとプラグはアメリカ製で、パッチケーブルはドイツ製のモノを使用しているというお話でした。