ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
今回は、エフェクターボード製作後の入れ換えについてです。
まずは完成品から!
接続順はシンプルな直列になっています。
● ギターから
↓
・tc electronic / polytune2 MINI (チューナー)
↓
・VEMURAM / Jan Ray (オーバードライブ)
↓
・Bob Burt / BBOD (オーバードライブ)
↓
・Ibanez / CHORUS MINI (コーラス)
↓
・tc electronic / SPARK MINI (ブースター)
↓
・WAY HUGE / AQUA-PUSS (ディレイ)
↓
・Zahnrad / REV (リバーブ)
↓
● アンプへ
こちらは入れ換え前の状態です。
打ち合わせ時に変更する部分を決めていくわけですが、「最後のリバーブは使い勝手がいいので同じ場所で」というご要望があったので位置変更はなしです。
エフェクターボードはアルモア、PS-3Cです。
小型サイズで直列の入れ換えはすぐにできそうなものですが、実は一度全部バラしています。
エフェクターの位置をずらすのは簡単ですが、だいたいの場合、固定しているDCケーブルの取り回しが最初からやり直しになるわけですね。これがけっこう時間かかる部分です。
・バラしてボードとエフェクターのクリーニング (つまみ位置を写メ)
↓
・DCケーブルの取り回しと固定 (必要な場合は長さ変更)
↓
・パッチケーブル取り回し(必要な場合は長さ調整の作り直し)
↓
・チェック
↓
・納品
といった流れになっています。
このサイズの場合はパッチケーブルの作り直しはしなくても大丈夫なことが多いです。今回も作り直しはなく、他の部分で使っていたものをずらして対応させていただきました。
DCケーブルも使用する位置の入れ換えで対応したので、変更はありませんでした。
ちょっと長い部分でも、音への悪影響や取り回しに不具合の可能性がない範囲であれば、今回のようにそのまま対応可能なこともありますので、いろいろ試せるサイズでもありますね。
札幌市のT様、本当にいつもありがとうございます!