札幌のエフェクターボード製作専門店、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
毎年年末にかけて製作のご依頼が集中する傾向にあるのですが、今年はちょっとピークが早めです。
現在わったわたですが順次製作進めておりますので少々お時間をください。次回の製作枠は11月中旬以降になります。みなさまありがとうございます!感謝しかありません。
ということで今回は最近の製作例からです。石川県、チーム★ちんどんのリードギターを担当されている方のエフェクターボードを製作させていただきました。今回は早いスパンでの 2枚目となります。いつもありがとうございます!
少しでも軽く、というご要望でボードのサイズダウンから詰めていったのですが、結果的に前回と乗ってる個体の総数的にはマイナス1、ボリュームペダルは外置きですのでボードの中だけで見るとマイナス2、大きな軽量化とはなりませんでしたが、サイズと形状に変化があるため、コンパクトではあるかな、という感じです。
前回製作させていただいたボードは【→こちら】です。
ワウやボリュームペダルは縦の長さの都合上、最低限必要なボードサイズがまず大きくなります。
その分、重量も増しますので、常には使わない、使わないこともある、という場合は外置き、使う時だけ持って行く、という選択肢を持たせるのもアリかと思います。
専用のパッチケーブルも一緒に製作しています。
ここは抜き差しが頻繁にあるため、シールドは一般的な太さの6Φ(mm)。プラグも噛ませるツメ付きので。
ボード内ですと「気を付け」な姿勢の彼らも外置きですと「休め」です。人間的に踏みやすい、お好みの角度に配置できるので踏み角度の自由度は高くなります。
ペダルトレインで重要なのは裏です。
裏面で床に触れちゃう部分があると後のトラブルに発展します。
いかなるモノも垂れてはいけません。
裏から見た時、レールの隙間からエフェクターのマジックテープが見えちゃっているのは個人的に嫌なのでペダルトレインの時は必ずマジックテープが見えない貼り方にします。
コレ、どうやってくっついてるの?って不思議な見た目にしたいってのもあります。
■ Guitar
↓
■ ERNIEBALL / VOLUME PEDAL 40th ANNIVERSARY EDITION
↓ switchcraft L / Straight : 35 cm
■ Xotic Effects / Ep-booster
↓ switchcraft Flat L / Flat L : 21cm
■ tc electronic / polytune 2 mini
↓ switchcraft Flat L / Flat L : 11cm
■ OKKO / COCA COMP
↓ switchcraft Flat L / Flat L : 52cm
■ OKKO / DiABLO Dual
↓ switchcraft Flat L / Flat L : 37cm
■ strymon / Ola
↓ switchcraft Flat L / Flat L : 8cm
■ strymon / FLINT
↓ switchcraft Flat L / Flat L : 15cm
■ tc electronic / SPARK mini
↓
■ Amplifier
Total. 179cm
石川県のバンド、「チーム★ちんどん」さんの最近のライブの様子です。前回製作させていただいたエフェクターボードをご使用いただいております。
■ ご感想をいただけましたのであわせて掲載させていただきます。
「前回に続き、2台目のボードをお願いしました。少しでも軽いものをと思いましたが、結局好きな音になるように考えたら、少しだけしか、軽くはなりませんでした。何かを諦めるって難しいですね。
今回は、根尾さんおすすめのエフェクターを中心に組んでもらいました。音については、ギター本来の特徴がはっきりと音に現れるエフェクターになりました。
そして、雑音が少なく透き通った音、きれいな音がします。いい音が作れるように、使い倒したいと思います」
今回も製作のご依頼、本当にありがとうございました!
■HNEBD 地獄通信 -お知らせ-
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら