札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
突然ですが「カルスビルダー」って知ってますか?Fender のデカいクリップみたいのが Amaz●n に突如出て来まして。弦抑えた感覚に近いのがバネなんかな?僕は最近知りました。いろんなモノがありますね。
さて、今回は製作例です。
北海道、札幌市の izu. 様のエフェクターボードを製作させていただきました。ご依頼いただき本当にありがとうございました。
毎年一年に一回くらいはなんらかの初、ということがあったりします。今年はかなり早い段階で初が続いており、今回も初の試みがありました。それでは最後までどうぞ。
以前製作させていただいたエフェクターボードなのですが、エフェクターの入換のご依頼でした。同サイズのボードに収めるためにはプラグの変更が必要だったため、パッチケーブルはすべてご新規での製作とさせていただきました。
正面からです。
先週のメルマガ、眩しすぎる LED の対策方を教えていただいたのはこのボードのオーナー様です。眩しい対策されていた部分は四角から丸くさせていただきました。
実はそれぞれ微妙にサイズ、貼っている枚数が違う丸になっています。目に優しいエフェクター BOSS、JACKAL には貼らず、です。
MAX 眩しかったのは Ibanez / TS MINI で LED もかなり飛び出しているのでマスキングテープを周りに巻いて上から丸を貼る、という感じです。ノギス様、大活躍。
左側面からです。
秘密の裏面、strymon / Ojai R30 が見えています。剥がれない、落ちない工夫は時間をかけてじっくり考えて今後、同じパターンがあればこうする、というモノになりました。
右側面からです。
パワーサプライ、strymon / Zuma は専用ブラケットでビス固定しておりますので安心の安定感です。
専用ブラケットの市場状況は昔よりは見つかるようになりましたが依然不安定ぎみな印象です。
背面からです。
裏になんかある、はここから見えるようにしたかった、というアングルです。もちろん、配置ありきではなく仮配置でノイズの影響がないかはしつこくチェックした上での位置決めです。strymon、すごい。
そして裏面、秘密の全貌がこちらです。
念のため入れたい、なんとかできたら配置してほしい、「おまかせで」という大変ありがたいご要望からペダルトレインの裏面に ISP / DECI-MATE MICRO を。
エフェクターには ON のまま電源を抜くと次に電源ケーブルを挿した時も ON でいてくれるのとそうではないのがあります。
こちらは ON でいてくれるタイプでしたので常時 ON、必要なければOFF にする、ということで、もしも裏面に配置できたらありがたい、ということでした。
スラントのペダルトレインなら裏面に配置できるエフェクターもある、という初の製作例でした。
ボードの下が青く光る、ワイルドスピード感のあるエフェクターボードだな、と。あの映画、初めて観た時は車の下が光ることにもっとも衝撃を受けましたがまさかエフェクターボードでもそれっぽくできるとは思ってもいなかったので暗いチェック中に「ヤバいじゃん…」と一人口走り写真を撮るのを忘れました。
izu. 様よりご感想をいただけましたので、あわせて掲載させていただきます。
『実はボード裏面にエフェクターをもう一個、ノイズリダクションを配置している事で、自分以外に誰にも気付かない…と秘密を持ってしまったようなちょっとしたドキドキ感も得られます(こんな効果を生むエフェクターを他に知りません!)。
BD-2を入れた事は自分的に正解で、かなり使いやすくなりました。ただ結構キチキチに並べているので、部屋で使う場合は問題ありませんが実際にバンドで使う際には靴の大きさも考慮して踏まないと、他のも一緒に踏んでしまう恐れが…
今月は3回ほどスタジオ練習を予定しているので、バンドで合わせるのを楽しみつつ、その辺をちょっと意識して使ってみようかと思います。
今後もまだまだ手直しや新たな製作等、根尾さんには何かとお世話になると思いますが、ご協力を宜しくお願いしますね。それでは、この度はありがとうございました。』
izu. 様、いつもありがとうございます!
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら
『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。