札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
あいかわらず怪談話を聞くのが好きなのですが、先日はルー大柴さんが出てて「ヴィクトリーニュー太郎」と言っていて思いがけず久々に数分笑い転げました。すんごいセンス。
そんな素敵なルー大柴さんのご実家もあった8区の毎日から札幌に戻り、楽器店で働きだした頃、アコースティックコーナーに木枠の額縁みたいな壁掛けの薄いチューナーがあったんですよね。
シールド挿してはもちろん、内蔵マイクもついてて壁のそれに向かってチューニングする、みたいな感じで。
仕事で使うチューナーは壁にあるモノ、そんなイメージにもなっていたり。
ライトもレフトもわからなかった19歳の頃、KORG の非売品だったあのチューナーを見かけると今も当時のことを思い出します。
そんなこんなで作業場のチューナーも KORG 製で、今回は気分転換につくった妙なモノでも私には激しく便利、という超偏り回です。
きっかけは以前のメルマガに書いたこちらになります。
『あのスイッチ、シングルと急遽ダブル。』(→記事はこちら)
出来上がった姿をも撮り忘れた悲しき無垢な筐体がこの時からそのままになってまして、コレを使ってなんかできないかなーと。
ひとつ穴を足し開けてこうなりました。シールドも在庫ボックスにあったのを再利用。
LED 用の穴はゴム板を丸く抜いて埋めて解決。
スイッチ用の穴はこのサイズ抜けるの持ってないのでピックをカット(これも再利用)、ヤスってプレート風に加工してペタリ。
それっぽくなりました。
コレ、何かと言いますとラックチューナーの背面インプットにつないで入力を手前に持ってくるボックス、です。
作業机に向かって座った目線に設置してあるとちょっと立って挿してまた座ってって微妙だな、と。
調整中に立って座ってをしたくない時もあって(いや立てよ…)。
せっかくインプットが 2 つあるのでここを使わない手はないな、と。
本体手前に挿しても、こっちに挿してもどっちでもチューニングできるように、っていうための横着ボックスとも言えます。超便利、個人的に。
なんか背面端子にあるヤツ、手前で挿してーっていう時はこういうのもアリかと。(一応、受注生産可)
そんな人、いるのかしら。
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
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