札幌のエフェクターボード製作人間、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
なんでかわかりませんが、『ケンサクセヨ、コノワードヲ』という感じが突如したのでそのままに検索してみるとなんのおつげか、私の激しく好きなバンドのギタリストが前の持ち主、かもしれない、という 2008 年製のヒスコレ SG が出てきました。マジかよ。
しかも奇しくも息子の生まれ年製ではないか。
そして、かもしれない、っていうのが夢があって良いですね。
あのツアーで使ってたかもしれない、あの曲を弾いたのかもしれないギターがお金があれば買えるかもしれない。まぁ買えないのでこのおつげの意味は謎。『タカラクジヲカウノダ、バラヲイマスグ』 的な具体的なおつげはきませんもんで。
さて、そんなこんなで最近はこんなのできますか?というおもしろいお問合せをいただくことがあり、やってみると新しい発見があっていろいろできそうなこともある、かもしれないと思っております。
いきなり完成品でアレですが試作品がこちらですね。
アンプに直接はインできない某メーカーの某モデル、そんな時はアンプのリターン挿しにするわけですが、その前にボリュームを調整できるようにできないか、というご要望です。
エフェクターの最終段に接続して微妙にボリュームを調整する機材(足でも可)、センド / リターンにかませてボリュームを調整する小さい黒いアンプ箱的な機材、というのがありますが、それらを元に試作してみました。(英語にしないで下さいね)
せっかく作るなら私的にはボード内でのスペースを抑えたいため、IN / OUT は片側に配置します。筐体サイズがそのまま横幅になるように。必要なスペースがけっこう違うわけですね。
ジャンクションボックスに内蔵できませんか、というご要望でもあったのですが万が一どっちかが逝くと全部ダメになってしまう危険性から分けた方がいいかな、とまずは単体で試作してみました。
一緒にするにはサイズ的に IN / OUT はいけても TRS x 2 を含めるとサイズ的に入らない、背の高い筐体ならなんとかできるかもしれない…という感じでつまみはデカい方がバランス良いかと。
仕入れないとない、と思っていたコレに必要な抵抗値のポットがなぜか在庫持っていたり、個人的に不思議なことが続きました。
というお話です。
■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
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『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。