こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
年末からちょっとずつ子どものレゴブロックの仕分けをしていました。色で分ける。小物も分ける。小分けにしておくと見つけやすいもので。
特に小さいパーツは細かく仕切りのついた100均のクリアケースに分けたのですが、100均ってたまにすごいモノあるなー、としみじみ思いました。
で、またレゴムービー、レゴムービー2を続けて観て激しく感動。本当にどっちもすごくいい。
さて、ボードを組みたいというご相談の中で「なるほど!」ということがありましたので、そのサンプルボードをご紹介したいと思います。
エフェクターボードを組むきっかけは人それぞれだと思いますが、
・バンドをやっている
・エフェクターがだんだん増えてきた
・毎回接続するのが面倒になってきた
・手っ取り早くセッティングを終わらせたい
…のでボードに組んでみようかな、というところだと思います。
そして、
・使い勝手をもっと良くしたい
・音質にもこだわりたい
・見た目にもこだわりたい
というさらなる欲求から製作のオーダーをいただいているケースが実際には多いです。
見た目にも美しさにもこだわりたいという欲求の果てに、「最終的には色も揃えたい」というおもしろいご依頼もあったりします。
サンプルとしてはこんな感じになります。
赤以外のエフェクターはボード内に入ることができません(笑)
使いたいエフェクターは基準が赤ですから、選択肢はまず赤であるか否か、赤があるかどうかになってきます。
使いたいけど赤じゃない、赤なんだけど気に入らない、気に入ったけど在庫がない、様々な制限が出てくるのも悩ましいところです。
好きなエフェクターの限定版に赤があったらラッキー、または赤が出たら絶対買わなきゃ、みたいな不思議な絶対的購買欲で日々の緊張感も生まれます。
今現在、世界各国から膨大なエフェクターが発売されている中、まずは色を絞るだけでもその数はけっこう絞ることができます。
どれを買ったらいいんだろうか、私はいったい…と悩む場合、エフェクターを色で縛ってその中から気に入ったモノをセレクトする。。。
これは、選択肢が減るように見えて実は「選択しやすくなった」というポジティブな考え方もできます。
膨大過ぎる選択肢を減らすことって、服とかカバンとか文房具とか無意識にそうしている気がしなくもありません。
キッチン用品を色で揃える、なんてことも楽しく過ごす環境にしたいっていう自然な欲求なんじゃないかと。
エフェクターの場合は音色、見た目、使い勝手、どこを優先させるのか、、、?こればっかりは全部ですよね。せっかく組むならば。
でも時間がかかってもいいから、すべてを兼ね備えた同じ色のペダルでボードを完成させる、そんな楽しみ方もあると思うんですよね。
以前、メルマガの記事にも書いた peterson のチューナー、STROBO STOMP HD。
アレは本体こそダークグレーですが、「液晶のカラーを変更できる」というまさに色縛りの方向けの画期的な機能がついています。
(実際はチューニングごとにディスプレイカラーを変えて視認性を高めるためです。たとえばレギュラーなら赤、半音下げは青、変則は緑、など)
ディスプレイカラーが変えられるのは、色縛りという珍しいニーズにも対応できるんですね。
ただこのチューナー、ON/OFFのインジケーターは赤のみです。究極はLEDの色も揃える、になってきてしまうのではないでしょうか。
本体赤なのにONにしたらなんでLED、青なんだよー、却下!みたいな(笑)
え、サンプルボードにチューナーがない?
そうです、赤いチューナーがなかったのでチューナーはクリップです。
と、使用方法にも制限は出てきますが、対応方法はあります。私はこの色にもこだわる、というこだわり、とても好きです(笑)