札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
バイクもキャンプも半年おあずけになりそうな時期到来ですがまだバッテリーは外さず。乗る度にガソリン満タンにして帰る今日この頃です。
はい、今回は入換例のお話です。エフェクターボード内でも歪み系の入換のご依頼はとくに多いもので、先月の大幅な入換からさらに一ヶ所変わっています。
歪み系と革ジャンはこれで最後、と思っても最後が来ない、そういうモノです。多分。
前回入換時の【→記事はこちら】です。
今回は TRUE TONE / VS-XO から strymon / SUNSET へ。使い勝手の良い歪みです。その点、以前書いたな。と探してみるとありました。
バリエーション豊富な、やはり使い勝手の良い歪みです。
当時、触れておりませんでしたが、strymon の歪みの2機種、SUNSET、Riverside は MIDI に対応しており、なんとプリセットは 300。
複数の歪みとバリエーション、接続順の変更、はたまたパラレルまで。
単体で使うにも多彩なのに、そのパターン、豊富なバリエーションをスイッチャー & MIDI でプリセット可能、これは本当に、… 驚異的ですね。
無限の可能性を秘めている、とか、簡単には言いたくないワードですがこの組み合わせはまさにソレです。
こちらのエフェクターボードでは strymon / SUNSET の EXP 端子からMIDI-TRS ケーブル (Z120-RMRT) で mobius / MIDI OUT へつながっています。
MIDI 接続の初期設定はいろいろハードルが高いかもしれませんがそこを超えると『こんなことできるの!?』って世界が待っています。
私は初代 iPod が発売された時、そんな便利なモノあるわけなくない?と疑いまくってましたが、実際に買って震え戦きました。そんな感じです。多分。
ちょっと脱線しましたが、細かくプリセット組みたい方にはとても良いと思います。
たとえばバンドですと、曲のセクションごとにボリュームペダルで操作するのってけっこう大変だと思うんですが、そこもスイッチャー&MIDI でプリセットしてしまえばスイッチで切り換えできるわけで。
強めの歪みもプリセットしておけばブースターもなくていい、MIDI とプログラム機能付きのスイッチャーと SUNSET または Riverside で色々できるようになってしまうわけですね。
すごい時代だ。
左側面です。
strymon ペダルは IN & OUT 以外にも接続する場合は少しかさ上げしないと厳しいです。
右側面です。
Xotic ワウも多彩なコントロール&絶妙サイズで激しくナイスです。
背面からです。
この角度から見るのが好きです。
エフェクターってやっぱりおもしろいですね。
Y 様、いつもありがとうございます!
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
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『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。