ようやく地震の心配もなさそうな日常に戻ってきましたが、楽器はいまだにハードケースにしまっています。
弾いたらケースにしまう習慣がついてしまいました。けっこう手間ですが、練習のメリハリがつくような気もしています。
こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザインの根尾です。
地震の落下物でぐにゃりと曲がってしまったジャックを見て、今回はなにげにしていたシールドの生き死にの簡単なチェック方法を書いていきたいと思います。
シールド。エフェクターの場合だとパッチケーブルと呼ばれますが、基本は同じです。
ケーブル製作時、まず音が出るかすぐに確認したい場合に行っている方法です。あくまで簡易的な確認方法です。
・片側をアンプに接続します(音量はかなり抑えめ)
・ケーブル部分を持ってプラグの先端に触れます
触れた時に「ブー」と不正解のような音が出れば通電はOK、ケーブルは生きています。
触れてもなんにも言わない場合、音は出ません。なにかしらの不具合が出ています。
今回の地震で曲がってしまったプラグでも、ケーブル自体は生きていました。
が、曲がったプラグを抜き挿ししているとジャック側に変な負荷がかかってしまい、本体側を痛めてしまうので使用は控えた方が良いです。
この方法はけっこうな刺激音が出ますので、アンプの音量はあくまで抑えめです。
音量が上がった状態で行うとスピーカーを痛めてしまう原因にもなりますので、音量に注意してください。
接点に触れた後はクロスなどでキレイに拭いてあげてください。油分などが残ると音質劣化につながってしまいます。
アンプにプラグを接続し、プラグからすぐ上のケーブルをやさしく揺らします。
この時に「ガサガサ」とノイズがのる場合は危険信号です。
接点のトラブル、ハンダ浮き、プラグの寿命など、何かしらの不具合が起きています。
どんなシールドでも出る場合は楽器側のジャックの不具合も考えられますので、たまにチェックしてみるといいと思います!