こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
レゴの木製ミニフィギュアが発売ということで、GibsonとLevi’sのニュース並みに激しく興奮しました。
高さ20cm、ミニフィグの5倍のサイズでも名称がミニフィギュアって。
でもGibsonからデニムのギグケースとか出たら興奮しますね。良いデニムを使用した経年変化と色落ちが楽しめるケース、絶対アリだなー。
雨に濡れて縮まれたら困るけど。
前回、ボード内で使用するプラグ、L型の種類について書きましたが、今回はストレートのS型についてです。
前回と同じ画像ですが、ボード内で使用するストレートのほとんどは右から二番目のショートストレートです。
このプラグ、主に使用するところはスイッチャーの入出力部分です。エフェクターによっては入出力ジャックの距離が近い場合にも使うことがあります。
通常のストレートとショートSは、その名の通り長さが違います。
エフェクターにつないで飛び出す部分は、前回と同様で設置時に必要になるスペースですが、S型はL型のようにケーブルの逃がし方が変わってきます。
プラグの長さに加え、プラグから出たケーブルをカーブさせても負荷のかからないスペース、が必要になります。
L型と違うのは【プラグの長さ=設置時に必要になるスペース】ではないということですね。
・通常S : 約42mm
・ショートS : 約26mm
その差、約16 mm です。
が、これまたこの16mmの差がボードのサイズ問わずとても重要になってきます。
接続時の寸法は、パッチケーブルとして使用するケーブルの太さによって変わります。
下記寸法はボード内で使用しているケーブルで、太さ約4mmの細身のタイプの場合です。
ショートSプラグ自体は約2.6cmですが、このプラグを接続して負荷をかけずに最短距離でカーブさせる時の必要スペースは、経験則になりますがプラグ含め6cmです。
本体上部に入出力があるスイッチャーの場合、本体の寸法プラス、上に6cmのスペースがあれば収めることができる、ということですね。
ボードの内寸の高さがある場合はかさ上げしたりしてさらに縮めることもできますが、基本、スイッチャーのあるボードはスイッチャーの寸法プラス6cmで図面製作しております。
ギチギチに曲げて強引に入ったとしても、移動時の揺れや衝撃でケーブルやペダルにダメージが蓄積されてしまいます。
この状態は避けたいので負荷のかけない必要最小限のスペース6cm、ショートSプラグ使用時は設置に6cm必要、ということです。6cm。
過去に製作したボードの記録写真を見返してみました。
6cmのイメージ、6cmのスペースを持たせるとこんな感じになります。
★おまけ★
HNEBD Selected Cable に使用しているS型プラグはコレ(一番左)です。
スピーカーケーブルで使用されることの多いタイプです。
ケーブル自体が太いのでプラグも太いのですが、L型プラグはハウジングの口径が広いだけでサイズ自体は通常のL型と同じです。