ブログコンテンツ

最近の製作例、2025’ 4 入換編 – PULSE / EC06 –

札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

ベランダの鉢に冬の間は一本の棒のようになったさくらんぼの木があるのですが、無事に冬を越せたようで何か節々からニョキニョキしてきました。芽が出るのかもと試しに植えてみた種からの小さな木、実がなったらおもしろい。

ということで、先月より入換と新規、同時のご依頼をいただいておりまして今回は入換の方のお話を。北海道の A 様、本当にいつもありがとうございます!

ギター & ベース・エフェクターボード

最初の製作は 2023年12月でした。当時の製作記事は→こちらです。

以前は Limetone Audio / irodori が入っておりました。ここが今回、EBS / MULTI COMP BlueLabel へ変更になっています。

以前の MULTI COMP と筐体が違うわけですが、これがすごい。

ジャックの部分がくびれているのでプラグを挿してもさほど飛び出ず、すごく考えられているなー、と思いました。数 mm の違いで入る、入らないって実際ありますのでこれはすごいです。

接続位置は BOSS / GT-1000 のセンドリターンの 1。

センドリターンの 1 はこれまで aguilar / TONE HAMMER でしたのでこちらはセンドリターンの 2 に変更、パッチケーブルの長さを変更しています。

その他の変更点はステレオ出力だったところ、モノラル出力になっています。

エフェクターボードはボードのサイズ内でスペース的に入る場合は様々な変更が可能です。


左側面から。

画像では黒くて見えませんが GT-1000 は少しかさ上げしております。

入換時は全体クリーニングさせていただいておりますので、以前の自分の仕事を見る、みたいな部分もあり興味深かったりもします。


右側面から。

Limetone Audio / JCB-4S-Flat のロゴ位置がひじょうにナイスですね。


背面から。

この角度はメカメカしくて好きです。

ご感想をいただけました

 『ギターとベースの両方でバンドやってます。GT1000 だけでも良かったのですが、ベースのプリアンプが気に入ってるのと、以前から EBS のコンプが欲しかったので、空いているスペースに組み込みセンドリターンで GT1000 に繋いでいます。スタジオで音出ししましたが、操作性も見た目も言うことなしで満足です。』

北海道の A 様、本当にありがとうございました!

次回は NEW ボードをご紹介予定ですが、これまでにないカタチで個人的に激しく新鮮な製作でした。

来週も見ていただけると嬉しいです。

■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■

★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを  「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。

★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら

『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

 

関連記事

  1. エフェクトボード内の入れ換え
  2. 画像からの診断依頼、音を良くするには
  3. 縦を詰めるのは横よりムズイ
  4. 口にすると誤解を招きますが、激しくオススメなペダル
  5. 魅惑のエフェクター「blue box」
  6. シールドの長さでサウンドが変わる!?
  7. バッファーとしてのエフェクター効果
  8. ハマると危険なストラップ

最近の記事

PAGE TOP