ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先日、はるか昔使っていたギターを実家から持ってきました。曇り放題だったフレットもじっくり磨いて一通りメンテナンスして復活です。専門学校時代に使っていたモノですが久々過ぎて新鮮。
と、ここで突然ですが、ケーブルのケアってされていますか?これまた比較的多めなお問い合わせ内容からのアレなんですが、今回はこちらです。
Q : ケーブルの交換時期、メンテナンス方法ってありますか?
A : メンテナンス時にはコレを使用しています。
ケーブルの交換時期に関しては断線やプラグ部分の接触不良など、怪しくなってきたら交換が良いと思います。(修理可能な場合もあり)
怪しいモノを使い続けるのは精神衛生上不安ですよね。
そこまでいかないまでも、なんか音がボヤっとするなーと感じてきた時にはSCHECTER / CABLE BOMB がおすすめです。(ネーミングもすごい)
うちの場合はエフェクターボード製作時のクリーニングなどに使用しています。
当然、パッチケーブルのみならず、楽器からボード、ボードからアンプへのシールド、はたまたマイクケーブルやスピーカーケーブルにも有効です。
ケーブル類による音質の劣化の原因はいろいろあります。
・酸化
・湿度による端子のくもり
・静電気
などなど。
エフェクターボード内のホコリが静電気を帯びるとモヤっとする、、、ケーブルも静電気を帯びると本来の電気信号を伝える妨げになる、、、と考えます。
プラグ類も端子部分が曇っている時はアルコールなどで拭きあげるとキラッと一膜取れるので有効です。
そのまま使っているとエフェクター内部の端子も汚れてしまうので、頻繁に抜き差しする部分はたまにプラグの表面状態を見てあげるといいです。
このメンテナンスは長期間使っていないシールドにも有効です。長期間放置した楽器を弦交換やフレット磨きなどのメンテナンスをしてから使うのと一緒です。
実際どうなの?って思う方も多いと思いますが、私の経験上、ボードは作りたてが一番音が良いと思っています。
ケーブル類、プラグ類は新品に近い状態の方が音のヌケ感やクリアーさがあります。
ただ弦に関しては、新品時のギラっとした音よりちょっと使ってモコっとした方が好き、、、という方も多いので、どっちが確実に良いとは言えない部分ではあります。
ということでクリアーさが欲しい場合にはおすすめですよ。