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OKKO FX よからぬ名前のエフェクター

こんにちわ、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

すっかり寒くなった札幌に帰ってきました。

で、さらに寒そうな富良野にソロキャンプに行って来たのですが、危険な気温からか誰もおらず。くま出没注意の看板があるサイトがまさかの貸切でした。

日が暮れるにつれ気温がどんどん下がっていく感覚がはっきりわかる、というなかなかな体験をしてきました。

早朝、山の方から動物の断末魔の叫びみたいなのが聞こえてきてゾッとしましたが、マツボックリを燃料にお湯を沸かすケトルでコーヒー淹れてホッとしてきました。

秋は虫がいないので快適なんですが、大きめの雪虫が飛んでいました。

白い粉と密造酒、名前から選ぶエフェクター

練習用に手持ちのボードを一新してみましたので、使い勝手を簡単にご紹介したいと思います。

接続順は見たまんまですが、こんな感じです。

・tc electronic / polytune 2 mini (チューナー)

・OKKO / COCAINE (コンプレッサー/ブースター)

・JHS PEDALS / MOONSHINE V2 (オーバードライブ)

・OKKO / KING KRUNCH (ディストーション)

・tc electronic / DITTO LOOPER (ルーパー)

コンプ/ブースター/プリアンプ、1台3役のコ○イン

OKKO / COCAINE はコンプとブースト、それぞれ単体でも使えます。コンパクトなボードでこの手のペダルはとても重宝します。

ペダルの左側のスイッチは BOOST 表記なのでブーストしたい時に踏むんだな、と思いがちですが、BOOST つまみは12時位置でゼロ、左に回すとミッドブースト、右に回すとフルレンジブーストとちょっと変わった利き方です。

単純にブーストさせたい時や、右または左に回してブーストさせたい時に踏むのが定番です。

が、常時 BOOST スイッチを ON で左に回してミドルブースト側で調整すると、トレブル、ベースに加え、ミドルもいじれるのでプリアンプ的にも使えます。

この使い方がなかなかナイスで、ギターを変えた時など簡単に足元で EQ 補正できるというのはかなり便利です。

名前もヤバいんですが、使い勝手もヤバいです。

肝心のコンプレッサー部分が後になってしまいましたが、SUSTAIN と SQUASH で調整します。

同じ OKKO のコンプレッサー「COCA COMP」は野太く元気ですが、COCAINE はそれよりも繊細でよりナチュラルといった印象です。

効果は違いますが、MXR / phase 90 と phase 100 の違いの感じに似てる気がします。

オーバードライブとディストーション、セットの音づくり

このボードのメインの歪みは OKKO / KING KRUNCH ですが、手前のJHS PEDALS / MOONSHINE V2 と2つで1つという感じの音づくりになっています。

単体では物足りない部分をお互いで補うことで、立体感のあるよりファットな歪みがつくれます。

肝は MOONSHINE V2 の CLEAN つまみです。

ちょっと不思議なつまみですが、ペダルを組み合わせてセッティングして最後に微調整することでジューシーさが変わってきます。

練習用に最適なルーパー

tc electronic / DITTO LOOPER は激しくシンプルなルーパーです。

一度踏んでバッキングを弾いて弾き終わったらもう一度踏む、これで OK です。延々と弾いたフレーズをループしてくれるのでギターソロ、アドリブの練習に最適です。

練習したくなるボードになりました。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザインはこちら

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