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トークボックスのお話

ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。

先日打ち合わせで行った友人のライブバーでの一コマ。

「なんか方法ないの?」とあーだこーだ話してたら、その場にあるモノでなんか方法が見つかった、というお話を。

今回はトークボックス、MXR / M222 talk box の接続方法についてです。ホースをくわえてやるアレですね。

僕ら世代のトークボックスのイメージと言えばボンジョビの「Livin’On A Prayer」がまずはパッと出てくるかと思いますが、最近の若い子たちはなかやまきんに君らしいです。

 

It’s My Life。まぁ、結果どっちもボンジョビなんですが。

で、MXRのトークボックスです。

こちらは他にアンプとかはいらず、ボードに入れてエフェクターのようにつないで使用できるわけですが、ONにするとホースの方に音が行くのでアンプからの音は消えます。

こうしたいというご希望は、追加したトークボックスがONの時にウ・ウェオワ、ゥェゥェ・オワしながらアンプから通常の音も出せないか?というもの。

以前組ませていただいたボードの中のモノで一応解決できました。

使用したモノ

・CAJ / in and OUT (ジャンクションボックス)
・Digitech / HT-2 Chromatic Tuner (チューナー)

接続方法はこんな感じです。

相当昔に組ませていただいたボードで、その時にin and out からチューナーにつないでいたので今回はこんな感じですが、チューナーはなくても大丈夫です。

残念ながらどちらも廃番ですが、手軽に使いやすい仕様としては、

・ジャンクションボックスがインプットからのエフェクトセンドが2つあるもの
・チューナーはスルー(バイパス)できるもの(ONのチューニング時も音が出る方の端子)

を満たしていると可能です。

インパクトが強烈で他では代用の効かないトークボックス。僕はモトリークルーの Kickstart My Heart だなー。

根尾悠のヘルニアエフェクトボードデザイン

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