ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先週は、入れ換えがある場合のボード作り、その一部分という内容でした。
今回はその打ち合わせ時に聞かれることの多い、入れ換え時の注意点です。
なんてことないことなのですが、注意点はシンプルです。
プラグはまっすぐ抜き、まっすぐ入れる。
コレです。コレに限ります。
どういう事かというと、、、ボードのエフェクターは固定されています。
パッチケーブルのプラグを抜くスペースに余裕があればそのまま抜けますが、スペースがギチギチタイトな場合はマジックテープ固定のエフェクターを一度取り外さなければいけません。
取り外す時は少しずつ浮かせてからプラグをまっすぐ抜く、です。
戻す時は隣り合っているプラグを入れてからベタリ、です。
当たり前じゃないかそんなの!と思われるかもしれませんが、斜めにスルリと潜り込ませたりの抜き挿しを繰り返した結果、こうなってしまいました…とご連絡をいただいたことがあります。
破片は紛失してしまったということでしたが、画像の白枠部分下の隠れた部分、ジャックの外ネジ固定のネジ切り部分の途中から折れてしまっていました…。
破片があればうまいこと折れたところの面を合わせてプラグインすると使えることもありますが、基本的にはジャック交換になります。
樹脂製のモノは負荷が蓄積されると、こうなってしまうことがあります。
金属製なら大丈夫かと言われるとそうでもなく、まっすぐじゃない挿れ方は基板側にも負荷がかかりますので、斜めに潜り込ませるような挿し方はNGです。
軽い入れ換えのつもりが思わぬ不具合に繋がることもあります。
・ケーブルは引っぱらない
・プラグの抜き挿しはまっすぐ
これが激しく重要です。