ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先日、2年ぶりくらいに地下鉄に乗って札幌市内に行きました。地下街の人の多さに震え、すぐに地上に出た次第です。懐かしいところや新しいところも見れて楽しかったです。
さて、以前製作させていただいたエフェクターボードに、1つ追加のご依頼がありましたのでそのお話を。
製作時の記事も合わせてご覧ください。(→記事はこちら)
追加後のボードはこちらです。
裏側。私はこの角度から見るボードが好きです。ライブ演者のボードを客席から見るとこんなですよね。
今回はディレイを追加したい、ということでディレイを追加です。(そのまんま)
DCケーブルの取り回しの都合で基本的には一度全部バラします。その後、クリーニングしてから再び元に戻していきます。
接続の順番も変わりますので、パッチケーブルの変更も必要です。
前回の製作時にエフェクターを抜いたのですが、その時抜いた分のパッチをそのまま使用できたため、今回は取り回し変更のみでした。
DCケーブルの通り道を新たに作ってから、ディレイを高さギリギリまでかさ上げして接続。そして固定です。
・BOSS / WL-50 (ワイヤレス)
↓
・MATCHLESS / Hot Box 3 (プリアンプ)
↓
・tc electronic / polytune2 MINI (チューナー)
↓
・J.ROCKETT AUDIO DESIGNS / ARCHER ikon (ブースター)
↓
・xotic / Ep-booster (ブースター)
↓
・tc electronic / FLASHBACK MINI (ディレイ)
↓
・tc electronic / HOF MINI (リバーブ)
・FREE THE TONE / PT-1D (パワーサプライ)
BOSS / WL-50 は純正のACアダプターを使用しています。xotic / Ep-booster は18VのACアダプターで供給しています。
MATCHLESS / Hot Box 3 は画像にはありませんが、電源ケーブルを別口でとっています。
左から。
tc electronic / HOF MINI が最終的な出口です。
ボード面はアルモア特有の仕様のため、かさ上げしないとアウトプットがフチに干渉して挿せません。パワーサプライをかさ上げするとフタが閉まらなくなるため、ボードを上下反転させています。
右から。
BOSS / WL-50 はワイヤレスシステムですが、受信機にインプットがあります。
送信機側のうっかり電池切れや思わぬトラブル時でも、シールドをさせば解決するというナイスな仕様になっています。
ワイヤレスアリのボードを製作させていただく度に思うのですが、本当便利ですよね。新たに欲しい機材No.1です。
ということで、今回はこんな感じです。
会田様、いつも本当にありがとうございます!