札幌のヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
ものすごく寒い時だけエンジンスターターを使っています。使う時はちゃんとかかったか窓から確認するのですが、先日セルの音と同時に車の下から黒い物体が弾丸のように飛び出して「何ー!?」と思ったら猫でした。
暖をとっていたところ、ごめん。
さて、前回のメルマガで(→こちら)横幅がギリギリな時はあんな詰め方もある、ということをなんとなくうっすらと書いていましたので、今回は縦幅がギリギリだとこんな感じになる、というお話です。
縦を詰めるのはボード製作の中で一番大変な部分なんじゃないかなーと思っています。スイッチャーありの場合はなおさらですね。
まずはこちら。ギリギリかわすパターンです。
私のところの製作はハンダ使用のみのため、一番奥行きが出ないプラグがこの画像のモノです。
プラグ自体の長さは270mm。そこからニョキッとケーブルが出るので、さらに縦幅が必要になります。
全体的にケーブルに負荷がかからないように流れを作るわけですが、ここがあまりにカッキカキに曲がっていたりつんつるてんだと、パッチケーブルのみならずエフェクター側もジャックからイってしまうこともあります。
あくまで自然な流れになるようにギリギリかわしていく感じです。
続いてこちら。かさ上げ下潜りパターンです。
ベタ置きのエフェクターは上記同様ギリギリかわすパターンですが、かさ上げしないとどうにもムリです、という場合はかさ上げしたエフェクターの下のスペースを使うこともあります。
画像のスイッチャーでは、左端から3つまでのプラグが strymon / mobius の下に潜っています。
潜りのパッチケーブルの形状は、傘の持ち手的にヒョイっとニョキッと下から上に出てきて接続しています。
接続した状態でちょうどいい長さでパッチ製作しているので、抜き挿し時はエフェクターの手前だけ持ち上げて斜めに立てた状態で行います。
実際は機材の組み合わせによってそれぞれ異なりますが、だいたいこんな組み合わせで製作しています。
私はボードのここの部分を見るのが好きなんですよね。多分。
今回、過去製作の画像を遡りに遡っていると、毎回この部分はセピアで撮ってんなーという発見がありましたので、当時WEB掲載許可をいただけた方のボードをこっそりご紹介します。
フェッフェッフェ。