札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
ここ最近修理、調整のご依頼が多く、ずいぶん重なるなーと過ごしていたところ私のアンプもなんの前触れもなく壊れ。…本当にずいぶん重なるなー(涙)
さて、今回もエフェクターボード入換のご依頼、製作例の回です。
来月韓国でライブということでより軽くコンパクトにしたい、というご要望でした。motiveless のギタリスト、WAKA 様のエフェクターボードです。いつも本当にありがとうございます!
アルモアとペダルトレイン、変更前のエフェクターボードは2 年ほど前のメルマガでご紹介させていただいておりました。当時 8 年モノも現在は 10 年モノになっているわけですね。
初めてご依頼をいただいた時はその接続方法に驚いたボードです。
正面からです。
初めて聴いた時は衝撃を受けた OKKO / DOMINATOR が 2 台、どちらのボードにも入っているわけですが、最初の方のが音が良い、ということで今回はアルモアに入っていた方を組み込んでいます。
同じ製品、同じ品番でも音が違う、この手のエフェクターではよくあります。音の傾向は一緒でも出音の違いはあるんですよね。
左側面と右側面からです。
ROWIN / ABY はスプリッター、常時 Y でご使用のため、C からギターを入力、ここから出力は A と B、2 手に分かれます。
●ギター
↓
・ROWIN / ABY / C 入力
■ ROWIN / ABY / A 出力
↓
・BOSS / OC-3
↓
・MXR / bass d.i.+
↓
● ベースアンプ
■ ROWIN / ABY / B 出力
↓
・tc electronic / polytune 3 mini
↓
・OKKO / DOMINATOR
↓
・BOSS / DD-3
↓
・xotic / Ep-booster
↓
● ギターアンプ
ベースレスのバンドということもあり、ギターアンプとベースアンプをギタリストが同時に使用する、独自のスタイルです。
B 出力にある tc electronic / polytune 3 mini はチューナーの他にミュートの役割ももっており、ON にするとベースアンプだけにすることが可能。
ABY ボックスにはスイッチを踏むごとに A か B で切り換わるモードと2 つ同時出力の Y (A+B)、 2 つのモードがあります。
モードの切り換えはスライドスイッチのため、演奏しながらの切り換えは現実的ではありません。
ですのでギターアンプ側の頭にチューナーを入れることで Y モードでありながら必要なベースアンプのみのセクションはチューナーでギターアンプをミュートすることでA+B、A のみを切り換える、というセッティングになっています。
これが非常におもしろいんですよ。
背面からです。
遠征が終わったら戻すかもしれない、ということで普段、ペダルトレインの製作では裏から見えないようにマジックテープを貼りますが今回は現状のまま組み込んでおります。
ですので使わなかった元々のタイベースもそのまま残しております。
今回は遠征仕様ということでパワーサプライの電源ユニットはボードに固定せず外出し、電源不足分は AC アダプター9V ( ROWIN / ABY )とAC アダプター18V ( xotic / Ep-booster ) で供給です。
十人十色のエフェクターボードですが、こちらはかなり異色の組み合わせでこんな方法もあるんだ、とあらためてエフェクターって自由さとおもしろさのあるモノですよね。
HNEBD のはじまり、きっかけのひとつになっているボードということもあり私にとって非常に感慨深いボードでもあります。
そんなことを過去に書いた記憶があるな、と調べたら過去の私がやっぱり書いておりましたので合わせて読んでいただけると嬉しいです。
WAKA さん、本当にいつもありがとうございます!
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
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『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。