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ネック材の2大柱!メイプルとマホガニー!

今日携帯を左手で持ちながら寝てて、夢でお客さんとこんな会話してました。

「このギターすげー鳴りますねー。ネックの振動すごいわー。ジャララーン!」

パッと目を開けるとアラームが左手のなかでバイブ付きで鳴ってました。そら左手の振動スゴイわ。

こんにちは、リペアショップ小岩funk河田 健太です。

 

「ネックに使われる2種類の素材」

さて、ネックの話が出たところで今回は「ネックの素材」について書きたいと思います。

ネック材としてよく使われるのは大まかに2種類です。

・メイプル
・マホガニー

ですね。

ネック材に関しては、もはやラーメンの範囲内では例えられないレベルの違いがあります。強いて麺で例えるなら「蕎麦」と「うどん」です。笑

ギターはネックが一番大事だと言う人もいるくらいの場所です。僕もそう思います。

なんせ一番直接体に触れている場所ですしね。そこの素材が違えば全然違う感触になりますよね。

弦振動も直接受けている場所ですので、ここの鳴りがギターの鳴りと言っても大げさではないかと思います。

非常にザックリ表現すると、エレキギターにおいて、

・メイプルはフェンダーサウンド
・マホガニーはギブソンサウンド

と言えると思います。

メイプルネックの代表:ストラトキャスター

マホガニーネックの代表:レスポール

メイプルは硬くてジャキッとして高音が出るサウンドで、マホガニーはファットでミッドが出てくる感じです。

まさに蕎麦とうどん。

素材に関してはまた別の機会に掘り下げて行きましょう。

 

「ストラトにマホガニーネックで一気にレスポール感!?」

メイプルでネックを作って量産したのはフェンダーが最初です、多分。

硬くてそれなりに安いので、弦のテンションに耐える素材として量産ギターに非常に向いていたのでしょう。

フェンダーがエレキギターを開発する前のギターは、ほとんどがマホガニーネックです。

ギブソン社はフェンダー社ができる前からずっとマホガニーでネックを作っていましたが、70年代に入ると部材の効率からか、フェンダーを意識してか、メイプルネックのレスポールが生産されます。

メイプルネックのレスポールをレスポールだと思って弾くと、「あれ!?なんかレスポールじゃない!?」的な気持ちになります。

ギターとして悪い訳じゃないんですけど、いわゆるレスポールのイメージを持って弾くとちょっと違和感があるんですね。

どん兵衛の赤と緑を間違えてお湯を入れてしまった感じです。「うわー、うどんかと思ったら蕎麦だった!!まぁそれもアリか~」みたいな。

あまり見かけませんが、逆にストラトにマホガニーネックをつけると一気にギブソン感、というかレスポール感で出てきます。

ハムバッカー付けたくなっちゃう音。麺が急に太くなった!?的な?

という感じで、ネックの素材の違いはギターの印象を全く別物にしてしまいます。

まぁなかなかネックの素材を変えてみるという事もないかと思いますが、自分の理想のサウンドを追求する上で素材の音の違いを知っておく事は重要ではないでしょうか!

ちなみに僕はマホガニーネックが大好きなので、いつか自分のストラトはマホガニーネックにしようと思ってます。

でも、うどん派か蕎麦派かと言われると蕎麦に1票ですかね~。

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