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具体的なレリック加工の内容とは

例のネパール料理屋のメニュー。

うーん、とっても楽しそうな名前のラメン。

こんにちは小岩ファンク河田健太です。

先に言っておきますが、僕はSMには全く興味ありません。

さて、レリック加工の続きです。

前回、レリック加工とは「新しいギターを使い込んだ風な仕上げにしていく加工」だと書きました。

楽器に傷や汚れをつけていく訳ですから結構心が痛みますが、そこは心を鬼にして、いや女王様にしてビシバシと調教!加工してきます。

やり方は色々あるんですが、メーカーや工房などによって独自のノウハウや拘り、企業秘密的なものがあったりすると思います。

レリック加工のやり方

とりあえず紹介するものとして簡単かつ分かりやすいのは、立てかけたりした時などによく傷付きそうな所に、ムチではなくそれっぽい鈍器(金槌やドライバーなど)でガンガン傷をつけて、よく擦れて塗装がハゲそうな所をヤスリなどでゴシゴシするって感じです。

この辺の肘の当たる箇所などは、どMなギターちゃんがヤスリなんかを使って舐って欲しそうにおねだりしてますね。

■レリック加工したベース

傷が大きい場合は、こんな感じでデザインナイフやカッターなどの鋭利な刃物を使ってザックザック塗装を削っていきます。

このジョンメイヤーストラトは真性Mですよね。もはや何のために塗装したのかわからないレベルのズル剥かれっぷりです。

特にバックなんか塗装残ってないですね。衣服で言うと紐パン。

だんだん例えが最低になって来てますが、今回はそういう回なので諦めてください。

やはりラッカーじゃないとこんな感じで本物っぽくやるのは難しいんですね。動画でもそうですが、塗装が薄いと結構サクサク剥がせるので楽しい。

あとは唾じゃなくて、オイルや着色剤などを使って穢していきます。

けがしではなく汚す(よごす)ですね。いい感じの使い込み具合がでてきます。

ギブソンかどっかのメーカーでは、ボディ裏のバックル傷をつけるのに、ベルトに本物のバックルを10個位つけてビシバシ叩いてました。

いや、そのシュールさといったらぜひ皆さんにも見てもらいたかったのですが、昔なんかの動画でみたんですけど消されたのか見つからなかったです。

また見つけたら紹介しますね。むしろ知ってる方いたら教えてください。

と、今回はこの位にしといて次回につづくわよ!

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