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知っておいて損なし!ネックシェイプのお話

こんにちは。小岩ファンク!!河田健太です。

後期ジョンレノンみたいな髭にしたいんですけど、ここんとこが生えて来ない!!チクショー!!

さてここで問題です。U C Vにあって、T Y Pにはなく、D Oはありそうでない物、なーんだ?

答えは髭の形!ではなく、ネックシェイプです。

 

「ネックシェイプとは!?」

ネックシェイプとはネックの握りの形です。オニギリにも三角や丸があるように、ギターのネックには色んな形が存在します。

Vネックとはネックの断面が三角オニギリのようになっている形で、三角ネックとも呼ばれていたりします。

Yシェイプなんてあったら大変ですね。

弾きにくいったらありゃしない!Pネック!?もはや意味不明。笑

クラシックギターとか指板にRがないギターはDっぽいですよね。逆にRがキツいギターはOっぽい。まあそんな呼び方しないんですが、、、。

ネックシェイプはサウンドにも弾きごこちにも直結しますので、ギターにとってはひっじょーに重要な要素です。

 

「色んな形がある」

髭や髪型と同じで、時代によって流行り廃りがかなり見受けられます。

50年代はギブソン、フェンダーとも厚みがあり太いネックが多い。

60年代辺りから細めのネックが流行り始め、テクニカル志向全盛80年代は薄くて速く弾きやすいネック、そして現在はビンテージ回帰の傾向で太めのネックが流行っているようです。

Vは結構分かりやすいですが、CとUは明確な線引きがないので分かりづらいかもしれません。

丸っぽいやつ!って感じで良いと思います。もちろんCっぽいVとかもありますので。

■50年代フェンダー風Vシェイプ

■最近のギブソンレスポールCシェイプ

 

「期末試験に出ますよ」

ざっくり覚えておいて損のない知識として、(もちろん例外あります)

・50年代フェンダーはV
・50年代ギブソンは太い
・60年代フェンダーはC
・60年代ギブソンは薄かったり細かったり

この辺は他メーカなどのレプリカモデルも意識して作られている事が多いので、なんとなく覚えておくと良いと思います。

80年代の国産メーカーの高級機種は何故かVネックになっている事が多いように思います。

80年代トーカイも60以下はCなんですが80以上のグレードの物はVネックなんです。(数字がグレードを現してます)

画像はうちでフルメンテナンス、モデファイした秋間さんのギター。

スプリンギーサウンドの最高級機種の120、太めのVネックでした。

本家フェンダーは50年代にローズ指板はありませんので、Vシェイプのローズネックは存在しません。知っている人には結構な違和感が、、。

こういうイレギュラーがあるのが面白いですよね!

■こちらも高級機種のモーリスW-100

Vシェイプですね。ビンテージマーチンを意識しているんだと思います。

その他にもミュージックマンのエディヴァン・ヘイレンモデルなどは、半分Cで半分V的な非対称のネックが特徴。慣れるとそれしか弾けなくなる!なんて言いますね。

と、いう感じで色んなネックの形がありますよ!というお話でした。

あ!今調べてたらDシェイプというのは存在しているみたいですね!デューセンバーグのギターは頭文字のDを取ってDシェイプというらしいです。知らんかった〜。

まさかポールリードスミスはPシェイプとかじゃないだろうなぁ〜。笑

■河田健太の完全メンテナンスコースはこちら

 

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