小岩ファンク河田健太です。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
まあこれを書いているのは12月30日なんですけどね。
今年は、受注でしか販売していなかった知る人ぞ知るエフェクターやピックアップを皆さんがもうちょっと手に入りやすい体制にするぞー!
新年第一弾はちょっとアンプ方面のお話からしてみましょうかね!
ギタリストにとって真空管ってなんか魅惑のモノ。でも実際にはどういうものか良くわかんない。と言うのが一般的な意見ではないでしょうか。
今回は魅惑の真空管について掘り下げてみたいと思います。
最初から詳しく説明していくと分厚い本になってしまうので、なるべく簡単に説明したいと思います。
真空管とは名前の通り、ガラスの中が真空になっていて、中のフィラメントに電気を流して使います。
ん?これってみなさんご存知の物と同じですよね。
そう電球です💡
エジソンが開発した電球をもう少し複雑にした物だと思ってもらえたら大丈夫です。
非常に簡単に言うと、「フィラメントに流れる電気を、なんやかんやして一方向に流したり増幅に使ったりする」こんな感じで覚えてもらったら全く問題なしです。
原理や理屈をちゃんと説明しようと思うと読むのが嫌になっちゃうと思いますので、今回はこの辺までの説明で。
昔のコンピュータは何万本もの真空管で作られていました。
今100均で売っているような電卓を真空管で作るだけでも何百本!?も必要だったみたいです。
これが約70年前位の話ですからね。人類の進歩とはどえらいものです。
人類最初のロケットも真空管で制御されていたみたいですね。まあそもそも真空管の見た目がロケットっぽいですけどね。笑
何百本も真空管を使うと、場所も消費電力も熱ももんのすご〜い事になります。
たかがプリ管3本パワー管4本使用の出力100Wアンプのヘッドでも、ケースの中はアチチですからね。
消費電力は375Wですから、それに取って代わるデバイスとして半導体が開発されます。
半導体で作られたダイオードやトランジスタは小型でとっても便利。
そして真空管は今や半導体に駆逐!?されていてしまって、現在ではほとんど生産されていません。
例えばスマホを真空管で再現しようとすると東京ドーム何個分とか!?の大きさになっちゃったりするんじゃないでしょうか。
もう電話だかなんだか訳がわからないですよね。
ちなみに今生産されているものは、ほぼギターアンプとオーディオ用、あとは放送、軍事目的!?の送信用として作られています。
真空管はコンピュータの素、つまりは今の我々の生活の礎になっていたわけですね。
もうロマンとノスタルジーを感じずにはいられませんね〜。そらそんなもん使ったらいい音出そう〜って思っちゃいますよね!笑