こんにちは、リペアショップ小岩funk河田健太です。
このポテトチップスすごくないですか?天ぷら味ポテトチップス。フライon天ぷらて!!
なんだろ、土俵でやるプロレス!的な強烈な違和感があります。
前回まで色んなデタッチャブルネックの話をしましたので今回はセットネックのお話をしようと思います。
セットネックとは伝統的なギターのネックジョイントの方法で、接着剤でボディとくっ付いています。
レオフェンダーがエレキギターを開発する前のギターは全て(多分)この方式だと思います。バイオリンなんかもそうですよね。
簡単に外すわけにはいかないので、画像での説明になりますが、セットネックの代表とも言えるレスポールは指板の下からTの字的に、
SGやメロディーメーカーなどは指板の幅でズドンと接着してあります。(例外もあります)
製作的にはズドンとした方が簡単ですよね。でもなんでレスポールはこんなに手間がかかる方式にしてるかというと、ズドン方式だとここがはみ出してしまうからですね。
やはりレスポールは色んな意味で高級品な所以が伺えます。
接着面を稼ぐ為にピックアップザグリの方までネック側が伸びています。
肝心の音ですが、セットネックの方がボルトオンよりもサスティンが長いとされています。
まあボディとネックがくっ付いていて同時に振動するわけですから、そんな様な気もしますが、実際、全く同じ条件で試した事がないのでなんとも言えません。
やはりセットネックの方がボルトオンよりコストがかかりますので、特に70年代の国産ギターの廉価モデルはボルトオンタイプのレスポールが大量に出回ってました。
まあ僕は1981年生まれなのでリアルタイムで経験してる訳じゃないんですけど、中古でよく見かけますよね。
寸法や各パーツ、色んな所のコピーが非常に中途半端だったり、ボディの中が空洞になってるやつも多くて、コレジャナイ感がものすごい。笑
レシピユーザーの方は、そうそう、トムソンとかフレッシャーとかね〜、という方も多いのではないでしょうか。
そういうボルトオンのレスポールとかをセットネックに改造して、どのくらい音が変わるのかやってみたい気持ちはありますね〜。
この実験でサスティンが劇的に伸びるようでしたら、ストラトのセットネック化改造とかもメジャーになるかもしれませんねー。