ぱふぱふといえばドラゴンボールの亀仙人ですが、パフと言えばヴィンテージピックアップの最高峰ですね!
ちなみにエロ本を読んで鼻血が噴き出すという表現は亀仙人が元祖らしいです。確か。
オッス!オラ小岩ファンク 河田健太。
さて今回は興奮で鼻血が出ちゃいそうなピックアップPAF(パフ)のご紹介です。
ギブソン社が開発したハムバッカーピックアップで、ハムバッカーの詳しい記事はこちらを参照下さい。
名前の由来は裏に貼ってあるシールのPATENT APPLIED FOR(特許出願中)の頭文字でPAFと呼ばれています。
ちなみに、これはみんな通称で呼んでいるためあまり知られていない事ですが、ギブソンのハムバッキングピックアップのモデル名は、80年代位に新モデルが作られるまでずっとP-490という名前です。
ですが時代によって仕様が異なるため、マニアが「パフ」や「ナンバードパフ」などと通称を付けたのだと思います。
今回はなんとモノホンのパフがたまたまウチに商品として入って来ましたので、ここぞとばかりに研究しちゃいましょう。
パフが生産されていたのは1957年~1962年位だと言われています。
1963年以降はパテントがおりて、パテントナンバーの入ったステッカーの貼ってある、いわゆる「ステッカードナンバードパフ」と呼ばれるものになります。
このピックアップは63年のSGカスタムに搭載されていたものらしいです。
あれ、63年はおかしいんじゃないと思われるかもしれませんが、このゴールドカバーのピックアップはL-5などのギブソン社の中でも一部の高級モデルにしか使われなかったため、在庫がはけずに残ってしまっていたものだと思われます。
「あ、金のやつは前のが残ってっから、そっち使うべ」ってノリですよね。
こういうストーリーを想像できるのもヴィンテージギターのおもしろい所!
さてまずは見た目、ゴールドのカバー付きはかなり希少です。
■カバーを外した所
■裏のステッカー
■直流抵抗値
■マグネット
この直流抵抗値とショートマグネットと呼ばれているサイズから、後期のパフである事がわかります。
肝心のサウンドは動画を作りましたので、こちらをご覧ください。
ヴィンテージレスポールサウンドの代表格!レッドツェッペリンの「移民の歌」もやってみました。
動画でも話していますが、都市伝説の「パフの匂い」あるんですよね~。おもろいわ~。