最近東京はめちゃめちゃ乾燥してますね。お肌にもギターにも乾燥しすぎは良くないです。
ネックが順反りしたり、アコースティックギターなんかは木部の割れがおきたりします。適度な湿度調整、心がけましょう。
こんにちは、小岩funk河田健太です。
さてさて、真空管話においてみなさんが興味あるのはこっちですよね。
いわゆるプリ管ってやつ。電圧増幅管といいます。
エフェクターなんかにもよく使われていて、真空管を通すことにより、音がサイコーになりまっせー!なんて感じで書いてあったりしますよね。
ギター業界で1番メジャーなのは12AX7です。ECC83とも言います。
これはアメリカ読みかヨーロッパ読みか的な違いで、ギタリストで言うとクリスインペリテリか、イングヴェイマルムスティーンか、みたいな違いです。それは全然違うか。笑
あとは12AT7や12AU7もたまに使われています。
これらの違いは信号の増幅度の違いなんですが、そこら辺のお話はまた今度にしましょう。
プリ管は主にプリアンプに使われているのですが、まずはプリアンプって何やねん!って感じですよね。
「プリ」とは「前に」とか「先」という意味があります。ということでプリアンプとはパワーアンプの前に繋ぐものなんです。
プリアンプなしでパワーアンプに繋いでも、音小さくて話になんないよ~って感じになります。
プリ管はパワーアンプまでに信号を増幅させる役割をもっているんですね。
物事には段階がありますから、小学校の勉強なしでいきなり中学校の勉強してもさっぱりわかりませんよね。
プリアンプはギターの信号が立派に社会に出るための下準備とも言えます。例えがよくわかりませんね。笑
まあ前戯が大事ですよ!って事ですね。
特にギターアンプではサウンドのほとんどをパワーアンプセクションまでで作ってしまう事が多く、プリアンプの役割はかなり重要だといえます。
こちらは非常に珍しいボグナーのプリアンプtriple giantの中身(修理中)です。
なんと世界に25台しか存在しないそう。7つもの12AX7を使っています。
3チャンネル仕様になっていて、クリーン、クランチ、リードの音色をガッツリ作り込めるようになっています。
うーん、贅沢っ!!