いや、今年まじで花粉ヤバいですね、、、汗
ハックションっ!小岩ファンク 河田健太です。
これをご覧下さい。
真っ白になってしまっていますね。
これは真空管が真空でなくなってしまった結果です。
真空管は真空というだけあって、ガラス管の中に空気が存在していてはいけないのですが、これはガラス管の割れなどにより中に空気が入ってしまって真っ白なってしまったんです。
おぼっちゃまくんで言うツノの部分が折れてなくなっていますね。ヘケケ。
これはわかりやすく死んでしまった状態です。
あまりお目にかかる事はないと思いますが、こうなったものは使えないので気をつけてくださいね。
あとは真空管には「ゲッター」と言って、銀色というか黒くなっている部分があるんです。
おぼっちゃまくんで言うと髪の毛の部分ですね。
これは実は真空の中を真空に保つ役割をしていて、これが薄くなっている球はちょっとヤバいんです。
今はなんとか使えていても真空度が下がり寿命が近い、とも言えます。
これも見た目で判断できる部分です。
ビンテージ管など、中古管を購入する場合は一応参考にすると良いと思います。
薄くなってくると、寿命がちかい!?なんて人間っぽくておもしろいと思いませんか。
とはいえゲッターが薄くなっていても、増幅度はバリバリでまだまだ使えまっせー!!球も多いので一応の目安に。
こちらはゲッターがほとんど禿げ上が…いえ、なくなっていますが、増幅度90以上で割とビンビンです。
めちゃくちゃ元気なおじいさん、いますもんね。笑
かく言う僕もだいぶ白髪が目立つようになって来て、鏡を見ると「あ、だいぶ真空度が下がって来たなぁ」と思う事があります。