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ギターは進化しているのか?

数多のステッカーが貼ってあるギターを見てきましたが、これにはシビれました!

う~ん、深い、、、。

こんにちは小岩ファンク 河田 健太です。

いつも思うのですが、ギターの機材って便利にはなってるんですけど、昔のものを超えられていない上に、結局過去に縛られている部分がかなり多いな~と。

現在人気があるものも結局ヴィンテージのレプリカだったりするわけです。

ロボットが自動で掃除してくれる様な時代に、ギターは1番最初に作られたギターを目指して模倣している。

これってかなり特殊な業界だと思うんですよね。

掃除でいったら竹ぼうきを研究してるようなもんですからね。

「ルーツに戻る」

なんでこんな現象が起きているのか、という僕の考えですが、「結局おふくろの味が好き」という事ではないのかなーと言うわけです。

はい、意味わからんですよね。

何が言いたいのかというと、60年代辺りが最もポピュラーミュージックやレコーディング技術が発達した時代で、その時代のサウンドが今の音楽のルーツになっている。

やはりお母さんの料理は自分のルーツになってるはずですもんね。

聞き慣れたサウンドが心地良いといいますか、結局ヴィンテージギターの時代のサウンドがおふくろの味になってしまっている!ということですね。

革新的なプレイで一世を風靡したギタリスト達もその人が憧れたミュージシャンと同じモデルを使っていたりしますもんね。

だから結局ヴィンテージギターに辿り着いてしまうのは、ある意味必然とも言えるのかもしれません。

「新しい機材も頑張ってる」

70年代以降でギター業界に新しい風を巻き起こしたものと言えば、ギターシンセ、フロイドローズ、スタインバーガー、サスティナー、辺りでしょうか。

ここら辺は根強いファンはガッチリ掴んでいますが、やはり少し現在の本流とは外れている感じがします。

今、目覚ましい進化をしているもので言うと、ケンパーやフラクタルなどのデジタル機材ですかね。

個人的にはあまり触手が動かないジャンルですが、それはもう便利なもんです。

ウン十万の真空管アンプの音が何十台分の中からセレクト出来て、どこでも同じ音で出せる訳ですからね。

ただ個人的に「人の心を動かすのは人の心しかない」と思っているので、デジタル機材でお手軽に作られたサウンドでどれだけ感動を与えられるのかな、とは思います。

面倒だけど毎回クソ重いアンプ運んでるんじゃ~!どうだ!本物の真空管アンプの叫びを聞け~い!!って想いがある方が音に気持ちが入りそうじゃないですか!笑

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