実家の近くの幼稚園の壁。
なんてサイケな幼稚園なんだ、、、!!
こんにちは、小岩ファンク河田健太です。
前回の記事で国産ギターのポリ塗装を剥がしてラッカーに塗り替えるのはアリですよ~、でも剥がすのは地獄でっせ~。
という内容を書いたんですけど、どうやらレシピユーザーの中に地獄をみたい方がおられるようなので、地獄に仏な記事を書こうと思います。
ちなみにうちでは塗装の剥離は受け付けておりません!!
だって、、、大変なんだもの。
さてさて、そんな塗装の剥がし方にも色々あります。
まず、
友達から「これめちゃ効くよー」と言ってもらったものです。
工事現場で使ってるやつでかなり強力な溶剤なようですが、ポリ塗装はやはり頑丈でほとんど効きませんでした。
もしかしたら効くものもあると思いますが、木材に残ったりして木が変質してしまったり、痕が残ってしまうと嫌なのであまりオススメしません。
次に、
ドライヤーやアイロンなどで塗装を柔らかくして剥がしていくんです。
これはこの暑い夏にとってもオススメです。部屋がサウナの代わりになります。ニヤリ
作業としては日焼けした背中の皮を剥くようなノリで、ペラペラ剥がれて気持ちいいんですけど、スクレーパーで木部が傷付かないよう注意が必要です。
大体の場合、その傷を消すためのヤスリがけがものすごく大変です。
そして、
これは、最近太ってきたな~って人にオススメです。マジで大変です。消費時間と消費カロリーはもの凄いことになるでしょう。
予算は1番かかりませんので、安上がりで健康的。
これが1番オススメかなぁ。
流石にそれ用の道具だけあって早いです。
ただ強力な分、形が変形してしまう恐れがあります。
とくにボディ外周のRの部分やこの辺の角を削り過ぎないように注意が必要です。
工具を持っていない人は1万円程度の出費になりますね。
とまあこんな感じで剥がしていくんですが、結局プロレベルの塗装をしようと思うと「生地調整」といって、塗装前の木材を綺麗に整えるのが1番大変なんです。
荒いヤスリやスクレーパーの傷が全くなくなるように仕上げていきます。
なおかつ元の形を崩さないようにしなければならないので、ホントに大変。
延々とヤスリがけする事になります。よく見るとヤスリの跡が結構残っている。
特にシースルーに傷は厳禁ですし、ラッカー塗装は塗装の縮みなどで木目が出やすく、傷が目立ちやすいですからね。
潰し塗装だから大丈夫と思ってパテを使ったりすると、木部との収集の違いで段差ができることもあるので、ミスできない。
でも妥協すればどこまでも妥協出来ちゃうのも生地調整。
音には基本的にはあまり関係ありませんからね。
ワイルドな仕上げでも大丈夫!という人はザックリでも大丈夫です。
気合い入ってる人はぜひ挑戦してみてくださいね~。