居酒屋メニューにツッコミシリーズ。
満載の隠し味!!
う~ん、もはや隠し切れないのでは!?
こんにちは、小岩ファンク 河田 健太です。
前回は自宅で簡単にできるオススメの塗装をご紹介したのですが、今回は実際、市販のギターはどういう塗装をしているのかを話そうと思います。
自分のギターがどういう塗装されていのか知っておくのも、自分の出したいサウンドを作る上で意外と重要なんじゃないでしょうか。
ラーメンも何で出汁をとってるか知ってから食べた方が味の立体感の感じ方が違ってきますからね。笑
市販のギターの塗装は主に4つの工程があります。
・ヤニどめ
・サンディングシーラー
・着色
・トップコート
まずは、、、
これは下塗りの下塗り的な感じで、木からヤニが出るのを防いだり木と塗料の密着を良くしたりする目的があります。
これは着色やトップコートの下地を作る為のもので、厚めの塗膜を作る事ができます。
塗った後に木の導管などによって出来た凸凹をヤスリをかけて平らにしたりします。
基本的にはここで着色なのですが、最近では生木の時点で着色するパターンもあります。
もちろん着色をしないでナチュラルに木目を出す仕上げにするのもアリ!
着色を保護したり艶を出したりするための塗装です。
磨き上げればピカピカになりますし、艶消しの塗装で渋くキメても良いです。
最近は磨き上げずにわざと吹きっぱなし仕上げにしてビンテージ感!?を出しているようなものもあります。
艶消しや吹きっぱなし仕上げは磨きの手間が省けますので、廉価なギターに使われている事が多いです。
塗膜を薄くできるので、僕は吹きっぱなし仕上げは結構好きです。
■艶消し塗装のアコースティックギター
■吹きっぱなし仕上げ
クリアコートでツヤっとさせつつ木の導管を魅せる塗装が可能。
塗装の工程はこんな感じ。
簡単に書きましたが、実際は何度も塗ってヤスリがけして磨き上げ、とかなり大変な作業です。
おぉ~これだけの工程踏んで自分のギターの塗装は塗られているのかぁ~と感慨にふけってみてください。笑