どうも、149.914LBsの小岩ファンク河田健太です。
弦についてよく楽器屋さんで聞かれる事があると思うんですけど、初心者の方だと、
「え???イ、、イチキューで!」とか答えてしまい、
店員「イチキュー、ふ、ふと過ぎる!!」
となりがちです。
また、分かっている人でも、
「ゼ、ゼロキューと答えると軟弱モノだと思われてしまう、、、ここは日本男児として、イ、イチゼロでっ!」
と、答えてしまう人も多いかと思います。
分かる人には説明不要だと思いますが、イチゼロというのは0.010~0.046インチの太さゲージのセットの事を指し、ゼロキューというのは0.009~0.042インチのセットの事を指します。
ミリに直すと0.010~0.046インチのゲージは0.254~1.1684ミリです。
意外とミリで考えた事がある人は少ないと思うので、この機会に「あ、46ゲージの6弦って1.1684ミリなんだ!」って思ってもらえればと思います。
ラーメンの麺にもゲージというか「番手」というものがあって、46の弦は26番手の細麺と同じくらいですね。
今度ラーメン屋で「太麺にしますか?細麺にしますか?」って聞かれたら、「あ、じゃあ僕は26番手で」とか番手で答えると、コイツやべえなって思われると思います。
ちなみに0.009と0.010インチはミリに直すと0.0254ミリしか違いませんので、目視で「はい、これはゼロキューだね!」と言い当てれる人はなかなかいません。
むしろ分かったらめちゃくちゃスゴイので、ぜひトライしてみてください。
ですが、弾いてみると一目瞭然というか一弾瞭然で違いがわかりますので、人間の手の感覚ってモノスゴいんだな~と思います。
ラーメンの26番手と28番手の違いも見た目じゃわからないけど、食べるとわかる!?のかもしれませんね。笑
さて、実際に0.0254ミリの違いってどのくらいだと思いますか?
昔のダダリオの弦のセットには各弦のテンションが表記してあったんですけど、今のやつはトータルのテンションしか記載がないですね。
よく見かけるダダリオのイチゼロのセットの裏。
このセットはTOTAL SET TENSION 102.52LBsとあります。
LBsとは、肉やボクシングの重さ表記に良く出現しますが、1LBs=453.59237グラムの事です。
ですので、この弦のセットは約46.5kgの力で張られている事が分かります。各弦のテンションはダダリオのサイトに記載されてました。
■0.010は16.220LBs 7.357Kg
■0.009は13.140LBs 5.960kg
ですので約1.4Kgの違いがあるんですね。
1.4Kgの引っ張る力の違いですからね~。結構違うな~、その細さの違いでそんなに変わるのかー!と僕は思いましたが、みなさんどうでしょうか?
話が長くなって来ましたので次回に続きます。