ギターのレシピの山脇オサムです。
先日、リペアショップ小岩ファンク!に行ってストラトにある細工をしてきました。
僕の目指すサウンドはシングルコイルの繊細なサウンドなんですけど、いわゆるストラトの感じだとすこし角が硬いんですね。なのでどうしてもピッキングで遠慮するところがあるんです。
ここにショートネック的な柔らかさというか、ふんわり感というか、うまく表現できなんですけど奥行きが欲しいのでボリュームを絞ったりハーフトーンをよく使ってるんです。
でもギターボリュームを下げるとトレブルが削れて音のキャラクターが変わるし、ハーフトーンだと1弦から6弦のバランスが崩れるので悩みどころなんです。
そんな時に小岩ファンクで見つけたのが「ピックアップの巻数を減らすスイッチを付ける」というアイデアです。
と思わず鳥取弁全開で突っ込みたくなるアイデアなんですけど、実際にスイッチが搭載されてるギターを弾いたら超クール。
角が取れて音が丸くなってなおかつ立体感が出る、みたいなサウンドなんですよ。
特にカッティングには最高のサウンド。たまたまケンタウロス(Silver No Picture)があったのでバッファーをかますと、もうヨダレもんのサウンドでした。完全にヨダレだこです。
ということで僕のストラトにもさっそく搭載。フロントとセンターピックアップに細工をしました。
フロントはもともとの8000巻を7500巻までに落として、7500巻と4000巻を切り替えれるように。センターピックアップは8000巻と4000巻を切り替えれるようにしました。
うーむ、いいぞこれは。
カッティングはキレと暖かさが丁度いいバランスですし、オーバードライブもニュアンスがかなり出しやすいんです。
使い勝手や出力差の解決はこれからですけど、なかなかのインパクト!しばらくはこのセッティングで研究していきます。関連動画も取るのでお楽しみに!