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ステンレスフレットって実際どう?

ご無沙汰しております。funk ojisanのヤマザキミナミです。

以前、店長のブログでも少し取り上げられていたのですが、ステンレスフレットって実際どうなの?というところを比較していきたいと思います!

フレットの種類

当たり前ですが、フレットを変えると音が変わります。素材の違いだけでなく、クラウン(フレットの頭の部分)の高さや幅の太さでも変わってきます。

高さ、太さに関しては音の変化を求めるというよりも、自分のプレイスタイルに合った物を選ぶと良いと思います。

簡単に分けると、

・スライドを多用するなら『クラウンが低く、幅が広いフレット』
・チョーキングや、ハンマリング、プリングを多用したり、押弦を軽くしたいなら『クラウンが高く、幅が細いフレット』

という感じですね。

また、クラウンが低くて幅が細いスモールタイプや、クラウンが高くて幅が太いジャンボタイプもあり、その他にもいろいろな種類のフレットが存在するので選ぶのにも一苦労ですね

ステンレスフレット

さて、今回の本題ですが、ステンレスフレットって実際どうなんでしょう。これからフレット交換をしたいと考えてる方も悩んでるところではないでしょうか?

今回はステンレスフレット交換のご依頼があったので、交換前と交換後で音の違いを聞いていきましょう。

■交換前

 

■交換後

 

いかがでしょうか?

ちなみにステンレスフレットはジェスカー製のジャンボフレットを使用しております。ジェスカー製は数あるステンレスフレットの中でも特に硬いです。

そもそもフレット交換によって調整がバッチリになっておりますので音に違いはあるのですが、明らかにステンレスフレットの方が高音成分が多いのがわかると思います。

カメラの位置やアンプのセッティングなど、全く一緒でない部分もありますので、あくまでご参考までにお願いします

結局は好み?

ステンレスはやっぱりシャリっと高音が出てきますね~。これが好きという人や、気にならないという人、嫌いという人、結局は好みですかね。

もちろんすり減りにはとても強いですし、常にピカピカの状態なのでチョーキングなどもしやすいです。

ただ、実際にあった事なんですが、せっかくステンレスフレットに変えたけど、どうしても音が好きになれずにニッケルに戻したいという方も少なくありません。

メリットだけに気を取られてしまうと、自分の出したい音が出せなくなってしまうということになりかねないんですよね。

特にステンレスフレットがまだ開発されてなかった時代の音楽をやるには向いてないかもしれませんね。

最後に

フレット交換という、後戻りできないような調整に関しては、プレイスタイルや、どのようや曲を演奏するかなど、いろいろな角度からメリットデメリットを見て、ご相談していただければと思います!

ちなみにステンレスフレットは僕はどうしても好きになれなかったです!(言っちゃった!)

ギター屋funk ojisanの完全メンテナンスコース

 

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