どうも、山脇オサムです。
トライアドと言うと、「ドミソではカッコ良く弾けない」というイメージがあると思います。
咲いたー咲いたーチューリップーのはーなーがー、的なイメージがどうしてもあるんだと思います。
でもこう考えてみてください。
「チューリップの歌」のリズムが超ファンキーなビートで、歌が16分ノリになったら?
スティービーワンダーのハーモニカみたいにメロディックで、ゴスペルシンガーみたいに魂のこもったビブラートがかかって、ファルセットでオクターブ上を出してソウルフルに歌い上げたら…?
(想像できないですけどね笑)
チューリップはメジャースケールですけど、要するに音の装飾でイメージは思いっきり変わる!ということです。
スライド、オクターブ、リズム、ハンマリング、クロマチックなんかで音に表情を付けていくんですね。
音を立体的に考えるとまた違った装飾ができます。
メジャー3rdをナナメから見ると、横にはブルージィなマイナー3rdがそっとこっちを見ています。
ルートを横から見ると、お洒落なメジャー7thと泥臭いマイナー7thが個性的な佇まいで出番を待っています。
5thの向こう側には、オクターブ上のルートが「俺も使えるぞー!」と手を振っています。
次のコード展開を読むと、半音で繋げられる裏道がボヤッと見えてきます。
こうやってトライアドを装飾していくと、かなり音楽的になっていきます。
音を正面から見るのではなく立体的に見る!これがポイントです。
Google Earthを2Dから3Dにすると毎回「おぉ…」と感動するんですよね。笑
もう何回もやってるのに!
なんだろう、あのおしりがキュッとなる感じ。
ディズニーランドに行っても気がついたら3Dのアトラクションに並んでますもんね。
3Dにはロマンがある。でもテレビの3Dは流行らないのはなぜ!!??