山脇オサムです。
いくら荒々しいフレーズを弾いても無視してはいけないのが「リズム」です。
いやホント、僕自身演奏で一番気を使うのはなんと言ってもリズムですからね。
常に耳と感覚を研ぎすませてみんなの演奏を聞いてます。
難しいところなんですけどめっちゃくちゃ楽しくて集中してると、「あ、今グルーヴを感じてる!」という瞬間があるんです。
理屈はわかんないけど確かにリズムがはまってる!っていう。
そうなった時は最強です。
ドラゴンボールで言うフュージョンができたときと同じくらい最強です。
リズムをキッチリ守ってるとフレーズも全部整理整頓されちゃってつまらなくなる、と思う方もいると思うんですけど、そんな時はメロディの括りを変えてみるんです。
例えば4分のリズムで弾く時にメロディラインも4つの括りにするとすっぽりハマりますよね。
ドレミファ・ドレミファ・ドレミファ・ドレミファ
みたいに。
そうじゃなくて、4分をキープしつつメロディラインを5つの括りにしてみるんです。
「ドレミファソ・ドレミファソ」
という感じで。
メロディラインだけで見ると5連な感じなんですけど、4分のリズムに合わせると、
ドレミファ・ソドレミ・ファソドレ・ミファソド
という感じになってフレーズの幅、というかギアが1つ上がるんですよね。
速く弾くとめちゃくちゃカッコいいです。
ただ、
「リズムは合ってるんだけどどこかむず痒い」
というポリリズム的な要素が加わるので訓練は必要です。
リズムは4分のままなのにメロディラインが5つの括りになるだけで弾きにくくなるのは、メロディとリズムがいかに連動しているかがわかりますよね。
6弦ギターは弾けるのに7弦ギター持った瞬間にワケが分からなくなって弾けなくなっちゃう、っていうのと似てます。
ぜひフレージングのアイデアとして挑戦してみて下さい!
■リズムとメロディの組み合わせはこちらで解説しています