ギターのレシピの山脇オサムです。
マイナーペンタは5つの音からできたスケールで、「そこに1音追加するならどの音!?」と街角インタビューすると90%以上は「♭5だね」と答えると思います。
そのくらいマイナーペンタと相性抜群なのが「♭5」です。
ブルースでは王道中の王道なので、どうしてもブルース色が強くなるんですけど、ふと気がついたんです。
ちょっと前に弾いたブルーノ・マーズの「Runaway Baby」という曲のリフ。これがまさにマイナーペンタに♭5が混ざってるじゃないか、と。
■タブ譜はこちら(半音下げなのでご注意)
赤枠が♭5です。いい感じのポジションにいますよね。花火大会の場所取りならかぶり付きのポジションです。
実際のサウンドはと言うと、、、ぜんぜんブルージィじゃない。ブルージィと言うよりは怪しさとか妖艶さが出てる感じです。
なるほど。♭5を使えばなんでもブルージィになるんじゃなくて、やっぱり使い方があるんですね。 チョーキングとかマイナー3rdの兼ね合いとか。
そういう全体の絡みがあってこそのブルージィな雰囲気なるのだと、また一つ勉強になった今日このごろです。
実際この曲を耳コピしたときも、まずはEマイナーペンタという地図を頭に描いた上でコピーしてるので当然「♭5が入るのかい」という意識はあるんですけど、頭がブルースモードじゃないので♭5にそんなに興味がないんです。
せっかく久しぶりに会ったのにほとんど話すことなく「それじゃまた!」と別れてしまったような感覚です。翌日後悔することになるんですよね〜。
そんな♭5を使った実践フレーズのご紹介でした。低音の♭5はやっぱカッコいい!
⇒♭5を使ったブルースフレーズ
⇒Eマイナーペンタを使ったボトムリフの作り方
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