ギターのレシピの山脇オサムです。
ギターのレシピの新教材「マイナーペンタのレシピ〜極上ニュアンス編〜」。
一体どんなフレーズなのでしょうか!?
ニュアンスは動画で見てもらうのが一番わかるので、ぜひこちらをご覧ください。(デモ演奏は0:10〜)
使ってるのはもちろんマイナーペンタ(Key=Am)です。
ポジションは5弦ルートと6弦ルート。弦飛びフレーズやタッピングもなく、いわゆる普通のフレーズです。
この普通のフレーズのニュアンスを、いじっていじっていじり倒して弾いてます。
例えばスライドだけ見ても、
・スライド&タッチ(半音、1音)
・人差し指でアップダウン
・高速スライドダウン
・♭5スライディング
・ハーモニースライド
ざっと5種類くらいのニュアンスが混ざってるのですが、当然すべてのスライドが違うニュアンスです。
ちょっとだけ解説してみると…
■スライド&タッチ(半音、1音)
粘りを加えながら弦を変えてすぐに別フレーズに繋げられる。半音スライドはリピートにも効果的。
■人差し指でアップダウン
歌のような自然で美しい音の繋がり。親指も固定で弾けるので使い勝手も最高。
■高速スライドダウン
曲のテンポに関わらずフレーズにスピード感が出る。ペンタにはなくてはならないテクニック。
■♭5スライディング
こちらもスピード感を上げる必殺テクニック。♭5の香りも最高。現代ギタリストに多用されている。
■ハーモニースライド
弾き方は簡単なのにとても効果的でソウルフルなニュアンス。ハンマリングアレンジはフレージングに最適。
と、それぞれ違ったニュアンスがあるのが本当にオモシロイですよね。
僕もこれまで経験に頼ってなんとなく弾いてきたんですけど、追求すればするほど違った個性がわかって本当にオモシロイ。
ここが分かると「粘っこいフレーズにしたいからこのスライドかな〜」とかできますからね。
スライドだけでこのバリエーション。マイナーペンタ、めっさオモシロイ!