山脇オサムです。
エリック・ゲイルズのソロってフレーズが速いんですよね。
レイボーンとは少し色味が違うんですけど弾き倒すという系統です。
「弾き倒す」と言うととにかく音数を入れまくって弾く感じですけど、いや音数は多いんですけど何が気持ちいいって必ずインテンポで弾いてるところなんですよね。
ジャンジャン弾いてもそこにリズムがなかったりテキトーだったりするとプレイヤーの相当な味がないかぎりは結構キツイです。
どんなに速くてもそれがリズムに合ってるってところがポイントなんですね。
でもリズムっていろんなパターンがあるのでそこに合わせて弾き倒すって言ってもどのフレーズが当てはまるのかを瞬時に判断するのは難しそうですよね。
でも、そこにはちょっとしたポイントがあって、そこを知って準備しておくことでリズムに合った速いフレーズを弾くことができるんです。
そのポイントとは、16分音符フレーズと6連符フレーズを持っておくことです。
16分音符フレーズとは「1234、1234~」というパターンで6連符フレーズとは「123456、123456~」というパターンです。
音階ではなくてリズムですね。
この2パターンのフレーズを事前に作って持っておくと大体の曲にはどっちかが当てはまります。
シャッフルやバウンス系のハネてる曲だと6連が合いますしハネてない曲には16分が合います。
もちろんその逆もあってハネてない曲に6連を入れるともっとスピード感のある速弾きになりますし、ハネてる曲にあえて16分を入れることもできます。(もちろんテンポにもよりますけど)
フレーズはどんはフレーズでもいいんですけど、初めは16分なら4つの音の括り、6連なら6つの音の括りでやるのが分かりやすいです。
16分であれば
「ドレミファ、ドレミファ~」、
6連であれば、
「ドレミファソラ、ドレミファソラ~」
という感じです。
ここに慣れてきたら6連を4つの音の括りにしてみるとか、
「ドレミファドレ、ミファドレミファ、ドレミファドレ~」
16分を3つの音の括りにしてみるとか、
「ドレミド、レミドレ、ミドレミ~」
こんな感じでやってみるとトリッキーになってハッタリが効くと思います。
慣れないうちは弾いててワケが分からなくなるかもしれないんですけど、そういう時は思い切ってピックスクラッチを入れて上手く逃げて下さい。
そして分かりやすい所からまた再開するんです。
僕はそれをよくやってましたけど、意外とバレないです。
でも分かる人には速攻でバレます。
ぜひ2パターンのフレーズに挑戦してみて下さい!
■16分と6連は教材内のミニスウィープで解説しています※画像をクリック
■レッスンを覗いてみる
コンテンツが役に立ちましたらぜひシェアをお願いします!