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ペンタをカッコよく弾くリズム遊び

山脇オサムです。

「5音のペンタだからこそ」

アドリブでフレージングする時の僕の中での解釈なんですけど、7つの音が使えるメジャースケールは「メロディ遊び」で、5つの音しか使えないペンタトニックスケールは「リズム遊び」なんです。

極端に分ければ、と言うことなんですけど僕の中ではこういうイメージです。

たった2音しか違わないのに!と思うかもしれないんですけど、この2音が大きいんですよね。

ドラクエで言うと「メラ」と「メラミ」くらい違うんです。(メラミを覚えた時のパワーアップ感ったらない!)

実際、ペンタをメロディで遊ぼうと思っても結構一辺倒になりやすいんですよね。

そこを崩すには弦飛びフレースとかワイドなストレットとかちょっとトリッキーなテクニックを入れなきゃいけないというか。

だから「リズムで遊ぶ」ということなんですけど、使える音がシンプルだからこそリズム映えするのでめちゃめちゃカッコイイんですよね。

じゃあどんな感じで遊ぶのかって言うとこんな感じです。

バディ・ガイとジョン・メイヤーの動画なんですけど、1:51からのジョン・メイヤーのソロです。※1:51から再生します

 

「ドラムで叩いてもカッコいい」

Eマイナーペンタなのでフレーズのメロディ自体はシンプルなんですけどリズムがめちゃくちゃカッコいいんですよね。

6連の速いリズムが入ってたり、スタッカートでリズムがシャキッと立ってたり16分のゴーストノートでカッティングのテイストも入ってたり。

これ、ドラムで叩いても絶対カッコいいと思うんですよね。

ドラムのメロディってスネア・タム・フロアタム・バスドラ・金物、しか使えないので凄くシンプルなんですけど、リズムがカッコいいからもうそれで十分なんですよね。

そういう種類のフレーズなんです。

 

「ソロでリズムを活かすポイント」

このソロの中で僕が特に好きなのは「休符」が多いところです。

「吸う・吐く」という呼吸みたいなもので、いい感じに使うとリズムが逆に目立ってくるんです。

自分の頭も冷静になれますし。(ここ大事!)

ただ、休符って「弾かないだけだから簡単」って思いがちなんですけど、実は人前でアドリブで弾く時はなかなか難しいものなんですよね。

ここが心理的で深いところなんですけど、人前だと妙に弾きまくっちゃってその結果ミスが増えて自滅っていうパターンが多いんです。

合コンで気合い入りすぎて下ネタ連発して墓穴ほっちゃうパターンと同じです。まぁ休符使って黙ってればモテるのかって言われるとそうでもないんですけどね。笑

何にせよ休符はどんどん使うのがオススメです。

僕もアドリブネタが切れた時は休符を使って、さも音楽を堪能している風な雰囲気を出してます。ホントは頭の中真っ白で焦ってるんですけどね!

■マイナーペンタの手グセ脱却フレーズ集はこちら

 

 

 

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