山脇オサムです。
楽器店での試奏やちょっとした時にパッと弾けたらカッコ良い!そんなカッティングフレーズを解説します。
■デモ演奏&解説
※月イチのレシピ「ハッタリカッティング編」から特別に公開中!
■タブ譜
ポイントはいろいろあるんですけど、まずはストロークの速さが大事だと思います。
あ、ストロークが遅いとダメということではないです。遅いストロークにはそれなりの「味」がありますからね。
レンジでチンするだけよりも、1から料理をしてる時の「トントントン」って言うまな板の音とか出汁のほのかな香りとか、そういうのが良いですもんね。時間がかかって不便だとしても人間味があるっていうか。
なのでキレのあるカッティングには速さがいる、という事です。
肘だけで速さを出すのはムリなので手首のスナップを使います。
ピックをギューっと持つと手首が固くなるのでピックはかなり軽く持ってみましょう。
そうするとピックが弦に噛まなくなるのでサウンドも良くなるんですよね。
軽く持つと出てくる問題が、「ピックがくるくる回る」とか「どっかに飛んでっちゃう」ということですよね。
飛ばないギリギリのラインで弾くんですけど、その力加減が結構難しい。
対策としては滑り止めを付けるのも効果的なんですけど、個人的にもっと効果的だと思うのが、柔らかいピックに変える事です。
僕は0.5mmのペラペラピックを使うようになって「弾く感覚」がかなり変わった経験があります。
特にカッティングのプレイとサウンドはかなり良くなりました。
あまりペラペラのピックを使う人は少ないんですけど、ぜひ一度試してほしいです。
薄すぎて真っ直ぐな状態のモノがなかなかないのがちょっと面倒くさいですけど。。。