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ゴキゲンなバウンスを攻略する

山脇オサムです。

フレーズが一気に変わる

リズムが跳ねてて気持ちというのがバウンスリズムです。

このリズムの印象はかなり強烈でフレーズをバウンスに合わせて弾くだけでノリはガラッと変わります。

バウンスのリズムを言葉で言うと、

「タッカタッカタッカタッカ」

という感じです。

実際に口で言ってみて下さい。それだけでノリが掴めます。

電車の中にいる方も恥ずかしがらずに言ってみて下さい。隣の人も「あ、バウンス確認中だな」と察してくれると思います。

逆に跳ねていないリズムはイーブンリズムと言って、

「タカタカタカタカ」

という感じで全然ノリが違います。

同じフレーズでもリズムを変えるだけで印象がぜんぜん違ってくるんですね。

オルタネートストロークがコツ

このバウンスリズムに合わせてノリを出すにはやっぱりピッキングです。

ピッキングをまずバウンスリズムに合わすことで自然とフレーズも跳ねてきてバウンスに合ってきます。

ハンマリングやプリングを使うときは運指でバウンスさせるんですけど、まずはピッキングから攻略していくのがいいと思います。

ただ、僕の経験上ちょっと意識するだけではそんなに跳ねないんです。

これは実際に録音してみるとわかるんですけど、少し意識するだけでは気が付いたらイーブンに寄っちゃってるんです。背筋伸ばそうと意識しても気が付いたら猫背になってる感覚と同じです。

かなり意識して初めてバンスリズムに乗るというイメージです。

なので最初はピッキングと言うよりもストロークで大きく振って練習したほうが効果的です。

そこで慣れてきたら徐々に徐々にストロークを小さくしてピッキングにしていきます。

ここで大事なのは最初はオルタネートで弾くと言うことです。

オルタネートとはダウンとアップを規則的に交互に動かすことなので安定したノリを出しやすいんですね。

ここがバラバラになってしまうとグルーヴのあるバウンスリズムは難しいです。

慣れてしまえばどんなピッキングでもノリは出せるんですけど最初は必ずオルタネートストローク、オルタネートピッキングでやってみてください。

意識するポイントは「タッカタッカタッカタッカ」のカの部分です。カの部分を意識的に遅らすことでバウンスの乗り具合が決まります。

少しだけ遅らせると少し跳ねる、結構遅らせると跳ねもキツくなる、という感じで。

最初はあまり遅らせられずにイーブンに寄ってしまうんですね。

このノリを体に染み込ませてからフレーズを弾くとイーブンでは出せないノリノリでご機嫌なフレーズを弾くことができます。

ぜひ挑戦してみて下さい!

■ゴキゲンなバウンスフレーズはこの曲でマスター!

■デモ演奏はこちら

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