札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
先日、Instagram で「コンテンツが削除されました」と通知がきました。初めてのことで、え…?とヒヤッとしましたが、ちょうどですね、それがボードの変更のご依頼のあった元の画像だったんですよ。
その後に「理由を見る」という文字があったのでそこをクリックすると「あなたのコンテンツは現在影響を受けていません」とのこと。続いて、「コミュニティガイドラインを遵守していただきありがとうございます。」…と。
突如消されてからの、お礼…。で、理由は?
はい、今回製作の途中でこんな謎の怪奇現象があり、メールのやりとりまでどっかで監視されてるのか?とやや不安になりましたが、結局理由がわかんないので近日またアップしたいと思っています。
ということで完成したエフェクターボードがこちらです。
元々はボリュームペダルもエフェクターボード内に収めてありましたが、サイズダウンしたい、というご要望をいただき変更させていただきました。
左からです。
pedaltrain / metro シリーズは傾斜がないため、裏に配置できるパワーサプライがけっこう限られます。strymon は Ojai は高さ的にアウト、Ojai R30 がほぼ床に密着状態、床の状態によっては当たってしまうため、すべてボード面に配置しております。
右からです。
ボリュームペダルはローインピーダンスタイプのため、最終段に接続、踏み足は右、ということで右側に設置できるようにシールドも合わせて製作させていただきました。
ワウペダルやボリュームペダル、比較的大きめで長いタイプはその都度設置、使う時だけ持っていくようにするとエフェクターボードのサイズを小さくできることがあります。
ステージ上、客席から見た角度です。
エフェクターボードからボリュームペダルへのシールドは長過ぎず、短過ぎず、ここは6φの一般的な太さのシールドです。
背面からです。
ペダルトレインの時のマジックテープは裏面から絶対に見えないようにするのですが、同じペダルトレインからの変更でも配置位置が異なると見えてしまうため、一部、マジックテープ加工も変更しております。
ご変更時も、まずは全体をクリーニングしております。プラグはしっかりとハンダ除去、ケーブル類は静電気除去して使用できる部分は再利用しております。
DC ケーブルも組み合わせを変更することでなんとか元のまま、追加なしで合わせることができました。
長ーーーーーーーーい目で見るとどちらも消耗品にあたりますので、すべて新規でというご要望の場合は新たに製作させていただくこともあります。プラグ、パッチの状態によりけりですね。
・変更後
pedaltrain / metro24
W610 x D203 x H35 mm (No Slant)
・変更前
pedaltrain / classic JR
W457 x D317 x H89 mm (Slant)
製作時の記事は→こちらです
今回、ジャンクションボックスは抜いています。それ以外は同じラインナップでもボードが違うとこんな感じになる、という製作例でした。
ボリュームペダルは別に持ちますが、エフェクターボード自体はだいぶコンパクトなサイズになっていると思います。
今回は石川のバンド「チームちんどん」のギター担当の方からのご依頼でした。ご感想をいただけましたので、合わせて掲載させていただきます。
「私のエフェクターの紹介、ありがとうございます。読んだ人が興味を持ってくれるでしょうか?いろんなエフェクターがあり、ほんと、それぞれの好みがあるんだなぁと思います。
製作のご依頼、本当にありがとうございました!
■ HNEBD 地獄通信 -お知らせ- ■
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せていますのでチェックしていただけると嬉しいです。
→Instagramはこちら
『全都道府県に製作実績を』を今後の目標にしておりますので、日本全国よりご相談、製作のご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると大変嬉しいです。よろしくお願いいたします。