
札幌のエフェクターボード製作屋、ヘルニアエフェクトボードデザイン根尾です。
今月はなかなかのバタバタで私からの募集告知ができないままに試奏会の定員に達し、ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございます。そして山脇大先生、申し訳ありません。
見てみたい、聴いてみたいという方は現在も募集中ですのでぜひよろしくお願いいたします。
私は普段無口ですが、楽器のことに関してはよくしゃべる、という特異体質ですので、当日はどうかお気軽にお声がけください。
自由に気軽に楽しんでいただける会にしたいと思っております。9月27日、お会いできるのを楽しみにしております。
さて、今回は最近の製作例です。いつも大変お世話になっております大阪府、伊藤 良哉 様のエフェクターボードを製作させていただきました。
移動時にちょうどいい入れ物がある、がマストになりますが、エフェクターのサイズから寸法を測り、MDF 材を板から切り出してボードをジャストでつくる、ということもやっていたりします。
こうして昔の記事をあらためて見てみると、これは私が書いたんだろうか?と疑問に思うこともあるのですが、肝心の途中経過を撮っていないとか、私だな、完全に、と思うポイントがあって、当時はこんなことがあったなとか思い出したところでいまいち感傷に浸りきれない私です。
ということで気を取り直して(私が)、ご紹介させていただきます。
正面からです。
今回は以前製作させていただいた MDF ボードを使用しているため、ちょっとはみ出ているところがあります。
以前、サイズを抑えるために移動時に端子は抜けば機材は板内には収まるので OK、という経緯があり、今回も strymon / Ojai の EIAJ ケーブルのプラグ部分、tc electronic / polytune 2 mini の DC ケーブルのプラグ部分はボードからアウトしています。
この 2 カ所は移動時、抜いておけば端子に負荷がかからないようにどちらも抜き差しできる、少し余裕をもったケーブルの取り回しにしております。
Shin’s MUSIC / DUMBLOID Boost Special、こちらは今回現物を初めて見ましたがチェック時に音を出したところ、見事なレスポンスと第一印象の芳醇な音色が常にある、人気があるのがよくわかると実感しました。
左側面からです。
安定のパワーサプライ、strymon / Ojai と同ブランドの FLINT。
リバーブとトレモロ、一台に 2 種類のエフェクターが入っているのはコンパクトなサイズのボードでとくに大活躍します。
右側面からです。
tc electronic / polytune 2 mini の DC ケーブルはFREE THE TONE / CP-416DC 15cm L/L です。ここは固定せず、自然な流れの癖づけのみです。
HNEBD 製作ボードの DC ケーブルは音質、対ノイズ、質感が優れたこちらの製品を使用しております。
長さとプラグ形状でラインナップが分かれておりますが、40cm があったらいいのにな、と発売当初から思っています。
背面からです。
左から 1、2、3、と右上がりなサイズ感が良い感じです。
strymon / Ojai は背面の “24V IN” と隣の黒い電源ユニット、PS-124 を接続して使用します。コンセントへの電源コードは PS-124 から。
Ojai 背面にもうひとつ、黒い丸が見えますが、ここは “24V THRU”。
EIAJ ケーブルでさらに Ojai、または Ojai R30 と接続すると拡張できます。
バンドに合わせて、ギターに合わせて、軽量コンパクトなボードで厳選セレクトする、移動時の軽量化を最大限に重視するとその時々で使用するモノだけのボードかもしれません。
伊藤 良哉 様、いつも本当にありがとうございます!
★ 完全パッケージのエフェクターボード、AREA 8 BOARD 受注受付中です!
★ 2022年に製作させていただきましたギタリスト高橋 克 様のエフェクターボードを 「こちら祇園二丁目濱田製作所 様」にてご紹介いただきました。ありがとうございます。HELL NEAR EFFECT BOARD DESIGN 製のエフェクターボードの音がご本人様の演奏で聴けます。
★ 過去製作は Instagram に載せておりますのでチェックしていただけると嬉しいです。『全都道府県に製作実績を』を目標にしておりますので、日本全国よりご相談、ご依頼、心よりお待ちしております。フォローしていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。